先日施工させていただいたスポーティーダイヤモンドのBMW のお客様からこんなありがたいメールをいただくことができました。

車関係では長くお世話になり、この仕事を始めるきっかけを作っていただきまた色々なことを教えていただいた方でもあります。

スーパーカーなどの販売をされている方なので、磨きやコーティングなどには恐ろしく目の肥えた方ですので正直ご自身の車の施工と聞きおっかなびっくりでお引き受けいたしました。

施工以来の中で特にのご注文がありました、

「ボンネットエンブレム横にある傷を目立たなくできれば消してほしい！」

これはかなりの難題です。

一本二本ではなくまとまって１０本ほどの何か鋭利なもので傷つけたような深い傷が付いています。

確かにペーパーを使用して深く研磨をすれば取れるかもしれませんが、そこまで研磨をすれば塗装もとれるかもしれないリスクが付いてきます。

「塗装も考えたけれどこの色は補修するのは難しいと塗装屋さんから言われた！」

とお聞きしていましたので余計に怖くなります。

思案の結果、ある程度まで膜厚を測りながらペーパーで傷を追って、それでも残る傷の部分は傷のエッジの角を取って丸して傷の幅を広げることで光の反射をやわらかくすることで、通常の光ではほぼ分からないところまで持っていく方法をとりました。

難しいのはこの傷の処理ではなく、部分的に強い磨きをかけているので周りの塗装との肌感の違いを以下に抑え暈かしていくかが問題です。

自分なりには相当うまく行ったつもりですが、相手が相手ですから私以上のこだわりの目で評価されると思うと納車するまでは気が気ではありません。

いよいよ納車して見ると予想以上の出来と喜んでいただき一安心でした。

その上同席されていたお客様にまでお勧めいただき感謝に耐えません。

さらに本日には、フェラーリのプロテクションフィルムのお話まで頂感謝感激です。

仕事特に車のクオリティーには非常に厳しい目をもたれた方にご満足いただけたことは非常に自信となりました、これに胡坐をかくことなく更なる技術の追求に励もうと思います。

正直最近自分は相当のオタクだなと、周りから言われ続けて来たことが納得できるようになりました。

わざわざメールをいただきましてありがとうございました！