折角京都店オープンしたのに・・・
2020.02.05昨年の京都店オープンは、
一般的店舗展開の考え方からは完全に外れた理由です。
その最大の理由は長野県から脱出したい!
言い方換えれば逃げ出したい・・・
弊社の既存の会員様には、
あえて都市部の生活を捨ててまで、
山深く冬季凍える長野県が好きで移住なされてきていらっしゃる方も結構いらっしゃいますが、
その多くの方々は、
地域社会の泥沼コミュニティーとは無縁な地区の町場か別荘地区です。
これなら私もまだ長野県暮らしも謳歌出来ます!
私が生まれ育ち車磨き研究所長野店のある地区は、聞くところによると紀元後上伊那郡では2~3番目に人が住み始めた集落だそうで、
現在在住している方たちの直接の祖先は800年以上前から住んでいるそうで、
住人の9割以上は親戚関係にあり、
未だに江戸時代の庄屋・小作の主従関係による力関係が存続しています・・・
その中でも私の百瀬姓は最大勢力で、地方豪族村上氏と小笠原家の重臣の末裔との事で、
その歴史から来るプライドたるや時代錯誤も甚だしい。
ですが私の実家は既に8代前に死に絶えて、
家株を継承するがために次勢力である井内家と垣内家の束養子で再興していて以降百瀬姓との婚姻関係は無いですから、
血筋的にはまったく百瀬ではないのですが・・・
7代前から2代前までの傍系側は甲斐武田家と諏訪服部家のみとの婚姻関係ですから、
血筋で言えば百瀬の血以外ですから部外者なんですよねー
けれど、
部外者どころか地区中心人物的行動を求められ、
「今後地区を背負って立て!」
等言われても、
正直地区に愛着など微塵もありませんから・・・
との理由から、
脱出を謀ったのですが、
もう一つ大きな理由が寒い時にはこの地区最低気温―20℃を下回る厳寒地で、
水をたくさん使うこの仕事では、
冬季は施工内容の組み立ても気温次第になりますし、
冬季光熱費が月20万円近く掛かってしまいます。
仕事の効率が上がらない上に、
経費ばかりが伸して、
年を重ねる毎に寒さは身に凍みますし、
本当にうんざりなんです・・・
と言う事で、
机上の理論と言うか“取らぬ狸の皮算用”的発想で、
寒い冬は暖かな京都店で施行をして、
暑い夏は涼しい長野で施行して!
見たいな計画でしたが、
京都店の受注不良で昨年の12月も京都では1週間、
1月も上半月で、
事2月にいたっては長野本店の施行予約一杯で、
京都施行にはいけそうも有りません・・・
結局1シーズン目の冬季施行の殆んどは長野店となり、
まったく想定外れています。
このままのペースですと、結局は大半の施行は長野となり、
単に京都店を建築した借入金の支払いをしていくだけの無駄な暴挙となってしまいます・・・
実際殆んど長野店にいますから地区の人からも、
「京都に転居したんじゃなかったの?」
「京都行っても直に帰ってきているねー」
見たいに言われていますからそのうち、
「大半は長野にいるのだから、地区役員も出来るでしょう!」
見たいな事になるのでは、
と日々戦々恐々・・・
やっちまった感一杯です・・・