次は我が身・・・
2021.05.12昨年兵庫県の某コーティング屋さんと、
建築物&車の光触媒の販売契約を結ばさせて頂いていた会社様が、
実は先月月末に倒産破産申請を行っていたことを、
光触媒メーカーの社長さんからお聞きしました・・・
確かに倒産情報のネットに載っていましたが、
負債額は14億4千万円と言うとてつもない金額ですが、
約1年お付き合いさせていただいている中では、
そこまで追い詰められている感はまったく感じませんでした。
兵庫県内と大阪府内に2店舗所有され、
従業員数も20名、
主に高級輸入車をレンタカーを代車共用として10台以上保有され、
兵庫県内の高級車ディーラー殆どと取引もあられた中で、
何故に14億4千万もの負債が出来てしまったのか?
会社設立から11年ですから単純に1年毎に1億円以上の負債を積み上げていたことになりますが、
この状況では銀行融資は受けられないでしょう・・・
詐欺にでもあったのか?
資金繰りを一攫千金で挽回しようと先物取引にでも手を出したのか?
判らんですねー
弊社も10年以上前には、
新規事業展開で詐欺にもあい、
資金調達で先物にも手を出してしまい大損をしましたが、
そうはいっても両方で5,000万程度でしたから、
その後食うか食わずの試練はありましたが、
何とかその時は乗り越え現在に至っています。
私の印象では、社長は特に道楽家のようにも見えず、
従業員の責任者も真面目で責任感も強い良い社員と思ったのですが、
何故こうなってしまったのか?
施行講習or代理店契約の検討で、
10年ほど前に弊社に訪れた千葉県の某コーティング屋さんは、
その後急成長・拡大をされ、
今では千葉県内どころか単独店舗として関東一の規模になられた店舗がありますが、
仕入れ取引先が重複していることから営業情報をよく聞きますけれど、
社員は未習熟の若年者ばかりで、
しかも数か月レベルで入れ替わっていて、
結果施行レベルは低いですからクレーム率は非常に高いそうです・・・
つい先日も某ディーラーからPPF施行でクレームが出て、
PPFメーカーに再施工を依頼したそうですが、
外注費で数十万の持ち出しです。
社長の口癖は、
「個人客のクレームは門前払いして、新規の客を取り続ければ良い!」
「其れでここまで来ているのだから、それが経営方針。」
との事ですが、
このネット社会で情報が簡単に入手可能な時代に、
これで本当に大都市でも経営・顧客獲得は継続するのか?
他人の会社の事柄ですので、私には関係はありませんが、
この2社を見たとき共通事項は多いです。
- 業販の依存度が高い
- その為従業員数が多い
- 結果大規模な店舗が必要
- 施行クオリテーより施工効率が優先
- FC加盟の商材に頼る
- 自社店舗ではなく賃貸店舗
- 経営陣が経営専念で施行には加わらない
- サービスフロントや事務員など売り上げ直結しない人員が多い
- HP等が随時作新され、膨大なランニングコストをかけている
弊社はこれらには当てはまるところは無いですが、
別の意味で経営能力の低さと方針失敗を繰り返していますから、
このコロナ禍1年以上を経過する中で、
売上激減・資金ショートと言う危機には直面しています・・・
つまり表題のごとく、
❝次は我が身❞かも?
と言うのも、
この一年で古いお客様やVIPですら、
諸所の理由はありますが今後のお取引をお断りさせいただく横柄行動取ってしまっていますが、
なんか終活年齢になってから、
経営よりも自己ポリシー言い様によっては意固地さ因業が増していると感じます・・・
先が無い、
若しくは先が見えていると前向きになれないのが最大の理由では?
と自己分析はしています。
この様な姿勢に、
周囲より叱責も頂きますが、
先祖からの因果応報こんなもんでしょうねー
流れに身を任せますわ!
けれども、、
今悪くとも時間と言う最大の武器を持つ、
若年者は今こそ奮起して、
明るい未来・将来のため驀進してください!
よく言われる言葉ですが、
❝ピンチこそチャンス❞❝失敗こそ成功の礎❞、
これは私の60年の生涯でも実体験して思う事です。