京都府内のご新規のお客様です!
今回オーナー様のご希望は、
「ワイパー傷の酷いフロントガラスをポリッシングで直してほしい!」
との事で現車を拝見いたしましたが、
傷が完全に爪に引っかかるレベルで何本も入っておりましたので、
弊社のウインドウ磨きヘビーポリッシュを行っても傷は消えません・・・
ガラス屋さんが使われるボッシュの真空研磨機ならどう?
ということでガラス屋さんに聞いてみましたが、
「そこまで深い傷は完全には取れない・・・」
との事でした。
オーナー様は予算もあり、
「ガラス交換より出来るところまで研磨して!」
とのご希望でしたが、
「下取りの際、ここまでの傷が入っていると、
下取り査定からガラス交換は引かれてしまいますから、
出費的には同じことになりますから、気持ちよく運転出来ることも考えると、
ここでフロントガラスは交換した方が良いのでは?」
という提案によってガラス交換となりました!
それと一緒にフロントバンパーの再塗装と、
リアオーバーフェンダーの交換も含め、
弊社提携の板金塗装工場入庫となりました。
が、驚いたのはガラス交換の高額さ・・・
昔の輸入車のガラスは非常に低価格で、
BMW等なら10万円以下で可能でしたが、今時の車は衝突安全システムのカメラなどが装着されているため、
そのコンピューターの調整設定だけでも4万円近く掛かるため、
予想を大幅に超える20万オーバーとなってしまうそうですが、
何もかもが高額になって大変な世の中ですねー
恐らく新車購入されてからコーティングやメンテナンス作業は行われていないと思われる、
かなり大量の鉄粉付着量です・・・
多分洗車は手洗いではなく洗車機メインと思われますが、
これだけの鉄粉付着量でもし洗車を手洗いで行っていたら、
かなり鉄粉の引きずりによる傷が入っていたでしょうが、
洗車機ではほとんど鉄粉の引きずりは起こしませんので、
幸いだったと言えます!
良く車好きの方が言われることに、
「車を大事にしているから、洗車は手洗い以外しません!」
がありますが、
これはある意味大きな勘違いで、
洗車環境や道具やスキルがすべて整っていなければ、
洗車機の方がはるかに低リスクです!
今回磨きは02スタンダード・ソフト磨きコースですから、
標準作業に❝鉄粉クリーニング❞は含まれます!
樹脂部分やサテン塗装部分など下部には結構擦り傷ありますが、
これは今回修理対象にはしておらず、
それ以外にもドアパンチでタッチペンが入っている部分もありますけれど、
京都市内の店舗駐車場幅は他府県に比べて15cmくらい狭い気がしますので、
駐車位置などを考えて停めないと横にとめた車両にかなりやられる可能性も高いですし、
ちょっとした路上駐車でも通りすがりにいたずら・嫌がらせで傷を入れられたりも、
観光地や輩地区などではかなり多いと聞きます。
実際弊社の社用車や代車なども結構やられています・・・
もっとも弊社の所在地南区は全国でも重大犯罪発生率NO1らしいので、
警察・セコム曰く、
「絶対?の防犯方法は常駐ガードマン置くレベルくらいですが、
それでもセコムのガードマン刺されて死亡したケースも全国で唯一ありましたから、
絶対防犯は難しいかも・・・」
とか、
「先日セコムの完全防犯システムがついてモニタールームすらある豪邸に、
賊が侵入し警察・セコムが駆け付けた時には金庫開けられて盗難された後だったことがありましたが、
恐らくはこの家に関係する何者かが手引きしての犯行だと推察されていますが、
未だ犯人は捕まっていません・・・」
最近闇バイト強盗非常に多くなっていますが、
それ以外のPRO窃盗団や外人強盗団等も増えている背景には、
京都昔からの〇〇〇〇会のにらみが効かなくなり、
いわゆる組織化されていない反社や半ぐれ勢力が増大したことと、
既得権益の多い京都での貧富の格差が影響しているのでは?
とも言われていましたが、
確かに私が犬の散歩する鴨川遊歩道にも小規模ながらホームレス村みたいのものも出来ていますから、
日本の治安も外国並みになっていくかもしれませんねー
本題の車両状態ですが、
カーポートだそうですが弊社の基準では露天駐車とみなしますが、
あまりこまめにお手入れされていないことは、
ワイパートレイのゴミや汚れやエンジンルーム内の汚れからも判ります・・・
にも拘らず、
イオンデポジットやクレーター殆ど見られません!
今までの経験からすると、この理由が?
カーポート自体がサイズに余裕があったり、
付近の建築物の影響で雨の吹込みが少ないのかも?
ですので、
塗装ダメージは低いですので、
❝02スタンダード・ソフト磨きコース❞でもかなりの回復は望めるでしょう!
側面は軽度の水染みは付いてしまっていますが、
クリア表面に付着している程度ですので、
02スタンダード・ソフト磨きコースの磨きで、
除去は十分できるでしょう!
多くの車で側面に水染み形成されていますが、
クレーター迄進行はしていなくともクリアに食い込みを起こしている車は少なくはありません・・・
この様になる主な原因は、
洗車の際のシャンプーの残存と、
自然付着してしまう大気中のシリコンの膜化となり、
これは水洗いだけでは除去できません。
このお車のオーナー様は、殆どは洗車機との事ですが、
ごく偶に自宅で洗車され、
その際家庭用洗剤(台所用)を使用されているそうですが、
台所用洗剤は基本的にはガラス・磁器・陶器等の素材を洗うことを想定されていますから、
洗剤成分で素材が痛むことはありませんし油を楽に分解するために、
界面活性剤成分はカーシャンプーの100~1000倍ほどの濃度があります。
これだけの界面活性剤濃度は車の塗装にとっては非常に脅威となり、
クリアの変質を招き白ボケ等を起こしますから、
車の洗車でシャンプーを使用する際は、
❝必ずカーシャンプー使用❞をするようにしてください!
予想通り水染みは完全に除去されました!
重症になる前に施工いただいたのが良かったですねー
あと3年位は乗られたいとの事ですので、このタイミングで施工されたのは正解だと思います!
車は常に酷使され外気に曝されていますから、
いくら大事にされていても経年劣化は避けられません、
そうなってくると徐々に車への愛着も薄れ更に傷みが進行していってしまいますので、
新車購入時だけではなく、
使用過程期間中にもリフレッシュすることをお勧めします。
イオンデポジットクレーターとは、
アルキル金属基の塗装への浸食ですが、
このお車の場合は酸化物付着による浸食と思われるものがトップにはあります・・・
恐らくは、
花粉や黄砂が飛散してきて、
付着したものを数日間放置してしまっていることを繰り返したのでは?
水染み(イオンデポジットクレーター)とは違い、
一つ一つの浸食はピンホールのような小さなものですが、
塗料はアルカリより酸に対して弱いですので、
ピンホールは短期で出来易くかつ深くなります・・・
鉄粉付着の酸化と同じです。
今回の施工は02スタンダード・ソフト磨きコースですので、
このピンホール自体を除去することは出来ません・・・
除去できるとすれば04or05磨きコースとなりますが、
輸入車と言えどもこの10年年々新車膜厚は薄くなってきていますから、
このような超ハードな磨きは行えない車が増えていますので、
酸化ピンホールにはご注意ください。
Audi アウディ A4オールロードクワトロ 2.0 4WD
(3AA-8WDDWA)
磨き&オプション施工&フロントガラス交換&板金塗装修理
弊社の既存のお客様で、
弊社依頼ではなく事故修理や板金塗装をディーラーや他社で行って、
磨き&コーティングのみでご依頼される方は稀です。
というのは、他社で板金塗装等をされて弊社に持ち込み頂いてもまずは、
1.塗装がコーティングに耐えうるレベルで塗装されているのか?
2.塗装の硬化レベルがコーティング施工可能レベルになっているのか?
3.塗装後の磨きや物咬み処理がきちんと行われているのか?
等の心配があり、
1の場合施工をお断りする可能性もありますし、
2の場合は3カ月以上経過しての施工になる可能性もあります・・・
一番問題なのは3ですが、殆どの塗装屋さんの最終仕上がりレベルは、
弊社の考える塗装仕上がりレベルには達していませんので、
結果オーナー様に追加費用が発生したり、
再度塗装屋さんに補修に持ち込みなおしたりということが起きた場合、
塗装屋さんと弊社が交渉することは出来ない為、
オーナー様自身に交渉していただく必要があるため、
トラブルの可能性もあるかも?
恐らくオーナー様が直接他社さんやディーラーに依頼されるよりも、
弊社が中間に入ることで高くなるのでは?
と思われているかもしれませんが、
弊社ではディーラーより高い修理代にはなりませんし、
弊社提携外注施工店の請求金額に上乗せはしていませんので、
その様な心配はご無用です!
但し、
一般の板金塗装工場さんは施工レベル及び施工価格はピンキリですので、
単純に施工価格だけでは判断は難しいですが、
弊社基準とする施工レベルと施工価格からすると格安と思います。
オーナー様はコーティングに関してはお詳しくないとのことで、
アウディのボディスタイルに合い駐車条件・洗車方法に機能・耐久性が合い、予算内で収まるコーティングをとのことで、
❝ブリリアントフィニッシュ・プレミアムハイブリッド Wガラスコーティング❞をご提案いたしました!
ブリリアントフィニッシュ・プレミアムハイブリッド Wガラスコーティングは、
ベースコートに無機能ガラスコーティングを施工し、トップにベースコートよりナノサイズのコーティングを施工することで、
分子間結合引力+スパイク効果で強固な密着性を持つWコートを実現します!
トップコート機能は疎水・滑水性で、
露天駐車で雨に降られ乾燥が起きても、
水残りが少ないのでイオンデポジット(水染み)形成リスクが低くなります。
又基準耐久性も7年と長いうえに、
成膜膜厚が約6μと厚いため、
施工数年後に意匠性リセットを望まれることが起きても、
状態にもよりますが2回程度のメインテナンス磨きでリセット可能ですので、
コーティング再施工をしなくても磨きのみでリセット可能ですから、
ランニングコストも低く抑えることが可能です!
露天駐車ということですので、
弊社では定番の❝レジントップコート・コクーンSTD❞の施工もご依頼いただきましたが、
ガラスコーティング(セラミック)は完全硬化までに約1か月を要しますけれど、
この間は非常に外的要因に対して脆弱な状態となるため、
この間の管理によりコーティングの意匠性や耐久性に大きな変動要因となりますから、保険としてのレジンの施工は、よほど駐車環境が良く管理に自信がある場合を除き、
管理に自信がない場合は施工しておいた方が無難です!
但しコーティングもレジンも魔法でもバリアでもありませんから、
何もしないでもきれいが持続できるものではなく、
必要な管理は定期的にして頂くことで、
性能維持と耐久性維持が可能になります!
この度はガラス交換に思いのほかの出費となってしまい、ご負担おかけいたしまして、申し訳ございませんでした。
ワイパー使用が今までと同じですと、また同じ傷入れを起こしてしまいますので、駐車中はワイパーを立てておくか、使用前にワイパー上にあるゴミを除去するようにしてください。
色々のお考え在ってのことと思いますが、車両保険に入っておいででしたら今回のフロントガラス交換も保険で可能でしたし、その他の損傷も同じですので、もしものことは未知ではありますが、起こらないとも言い切れませんので車両保険には加入されておいた方が良いと思います。
この度は弊社をお選びいただき、ありがとうございました。
会員クラス | ご新規非会員 |
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車輌クラス | クラスL |
コーティング | |
磨き | |
オプション | |
外注施工 | 交換=フロントガラス&モール・左リアオーバーフェンダー 板金塗装=フロントバンパー 追突防止システムエーミング |
施工料金 | 581.949円税込み(輸入車割り増し磨き+10% 適応・外注施工費含む) |