Mercedes-Ben メルセデスベンツ AMG エーエムジー A45 S 4マチックプラス 4WD MP202502(4BA-177054M)磨き&コーティング&オプション施工終了
2025.02.24AMG
マスキング終了
長野店諏訪地区の準会員のお客様です、
今回の施工で正会員昇格になるかも?
ルノー→AMG45→最終モデルのこのAMG45S4にお乗り換えとなりましたが、
本年でベンツはA&Bクラスの生産を終了するとのことで、
これがコンパクトAMGハイパフォーマンスモデル最後となりますから、
というのが購入の理由だそうです。
バブル時代からベンツはC・A・Bと小型車種への参入をしてきて、
ブランドは別でもスマートも販売してきましたけれど、
すでにスマートは撤退していて、
2025年をもってA・Bクラスも生産終了決定されていますし、
一部噂によるとCクラスさえ廃止を検討しているとか?
今までのラインナップ車種を増やすという多くのメーカーが取ってきていた手法が破綻してきているそうで、
今後は利益率の高い1.500万以上の車種に絞って、
バブル前のように富裕層狙いの高級車だけにシフトするそうです。
規模は違いますがジャガーもラインナップを増やす手法に移行して、
結果全車種撤退で会社存続できるのか?
という不安から、
ディーラーも続々撤退して、
市場では今までの車の部品供給すら危ういのではという憶測から、
中古車価格は下落していく一方です・・・
アストンマーティンもかつてラピードというセダンを出し失敗し、
現在は流行りのSUVも販売開始しましたが、
思いのほか販売は振るわず、
2024年には3500億の赤字を出し、
ここで大幅解雇もされているそうです。
欲をかいて今まで培ってきた顧客路線を踏み外すとこうなってしまうのでしょうね・・・
欧州車の勝ち組といえるのは、
ポルシェとフェラーリでしょうけれど、
量産をあえてせず希少性を上げ市場価格を操作する地道な歩みが今の成功になっていると感じます!
いずれにせよ、
地球温暖化の問題でECOから始まったEV化の波は、
テスラや中国勢に市場を奪われてしまっていますから、
欧州メーカー各社はこれから大きく変革していくことになるのでしょうが、
新しいものが苦手な私のような方々にとっては、
暗黒に時代の到来です・・・

6ポッド×ドリルドローター
AMGの最近のブレーキはすごいですねー
確かに430PS超えて、
車両重量も4マチックで重くなっているとはいえ、
6ポッドにドリルドローターですから、
ストピングパワーはすごいでしょうが、
ブレーキダストの付着もすごいことになるでしょう・・・

ハイテクてんこ盛り派手内装
以前は、
まな板のように横広い液晶パネルに違和感を感じましたが、
慣れるとこれは違和感なくなりました!
が、
ハンドルスポークのスイッチの多さは、私では使い方を覚えきれないのでついていけません・・・
アンビエントライトと、
やたら多い金属風メッキ類も、
家内なんかはゴージャスだねー
と言いますが、昔の質実剛健ベンツに慣れている、
私には馴染めませんね・・・

スプラッシュビュー・ウインドウコーティング下処理施工準備完了
今回、
❝スプラッシュビュー・ウインドウコーティング❞のご用命を頂きましたが、
昨年より大分システム変更されていて、
まずは新車の場合の下処理は、
基本スーパーライトとポリッシュと言う手磨きでのご対応となり、
撥水のコーティング剤も、
C6フッ素ベースorケイ素ベースからお選びいただくようになりました!
今回はC6フッ素ベースでの施工となりましたが、
以前のC8フッ素に比べ撥水力的には変化はありませんが、
摩擦耐久力低下と紫外線劣化しやすいと言うデメリットは、
原材料の違いから起きてしまいます・・・
一応JISの摩擦耐久試験ではC8と同じ耐久性は示しましたので、
施工証明書上の基本耐久期間の変更はありません(Ⅽ6フッ素の場合)!

ヘッドライトカバー=ペイントプロテクションフィルム貼り込み終了
ヘッドライトカバーへの❝ペイントプロテクションフィル❞の貼り込みも、
最近では新車のお客様では8割くらいが施工されるようになり、
定番施工となってきました!
しかしこのお車はいつものように大貼りして浮きを抑えながら(引っ張りながら)カットしていくという方法は、
ライト周りの形状的に難しいので、
昔ながらの型取りで行いましたが、
意外とサイズギリギリで収まりました。
この様にヘッドライトカバーの劣化防止を目的としたご依頼が多いのは、
ヘッドライトカバーの材質がほぼ100%PP(ポリカーボネイト)になっているためで、
ポリエステル樹脂などを使えばほとんど劣化はしないのですが、
接触(衝突や飛び石)に対して強度が不足しているためヘッドライトカバーには使えない為、
劣化承知の上でのPPの使用だそうですが、
ここまで化学進歩していても素材改良は出来ないようです・・・
とは言え、ヘッドライトカバーに塗られているスーパーハードクリアを、
もう一寸劣化しにくくすることは出来るような気がしますが?

ウインドウモールアルマイトメッキ=ラジカルコーティング+メッキ専用ガラスコーティングWコート施工中
ドイツ車特にメルセデスベンツでは、
ウインドウのアルマイトメッキの白ボケ(錆・腐食)がほとんどの場合起こってしまいます・・・
オーダー車で生産→即納の場合は、
まだなりにくいですが、
ベンツはディーラーオーダーで、
国内での在庫期間が生じてしまっているものも多くありますので、
この様な場合は1年程度で白ボケが始まり
ます。
この様な白ボケを防ぐ為に、
一番効果的なのは、
カラーラッピングですが、
問題は耐久性で、
露天駐車ですと2年位での貼り替えが必要
となります・・・
後はプロテクションフィルムもありますが、
上記したように在庫車の場合だと、視覚的には気が付かなくとも、
極初期の白ボケが始まっていると、
フィルムの下で徐々に劣化が進行してしまいますし、
施工価格が高価です・・・
一般施工店では、
ガラスコーティングを施工する場合が多く、
ボディ用を汎用したりメッキ専用ガラスコーティング施工したりしていますが、
これらは効果持続性は無く気休めといぇます・・・
何故かと言うと、
ガラスコーティングが長期間定着しているためには、
スパイク効果・分子間結合引力(素材官能基)が必要になりますが、
アルマイトメッキは塗膜自体が緻密の為スパイクは出来ませんし、
アルマイトには官能基が存在しない為、
ガラスコーティングとの間に分子間結合引力が生じません。
そこで弊社が行っている施工は、
❝ラジカルコーティング+メッキ専用ガラスコーティングWコート❞となりますが、
この施工は会員様or信頼関係のある既存のお客様限定施工となってしまいます・・・
というのも、ベースコートとしてラジカルコーティングと言う、
熱変性シリカを特殊なバーナーで焼き付けコーティングをしていきますが、
後日この焼付作業でトラブルが出た・・・
とかの、
言いがかりをつけられるのを防ぐ為です!
数年に一度くらいは、
こじつけのクレーマーいらっしゃいますから・・・
約60℃で熱変性シリカがバナーにより素材にコーティングされますが、
これは上記した密着しないという理論と食い違いますが、
ボンド効果というものが生じます!
この際器材周辺には耐熱性アルミマスキングを貼り、
塗装・ゴム・樹脂等を熱から守る処理を施します。
その後メッキ専用ガラスコーティングをWコートしますが、
この際にはベースコートのシリカと、
トップコートとの間に分子間結合引力が強力に生じますので、
5年程度のコーティング密着性を作り出します!
但しこれも上記したように、
既に素材自体に目に見えない白ボケが出来てしまっていれば、
コーティングの下で白ボケは進行はしてしまいます・・・
然し、
アルマイトメッキが白ボケしてしまう要因は主に花粉や黄砂等の酸化付着物と、
水に含まれるミネラル分となりますので、
コーティングによりこれらが素材への浸透は抑えられることにより、
進行度合いは遅くなります!

磨き&コーティング&オプション施工終了
Mercedes-Ben メルセデスベンツ AMG エーエムジー A45 S 4マチックプラス 4WD MP202502
(4BA-177054M)
磨き&コーティング&オプション施工終了
納車の足で弊社にお持ち込み頂き点検をさせていただきましたが、
流石ヤナセ程度は上々です!
多少の線傷は散見されましたが、
いつもの❝01スタンダード・ソフト磨きコース❞にて問題なく除去出来ました!
弊社での01スタンダード・ソフト磨きコースでは、
このお車の場合ファーストポリッシュをシングルポリッシャーで肌調整(傷取りも)を行い、
セカンドポリッシュもシングルポリッシャーで肌調整で入ったオーロラ傷(視覚的には見えません)を除去し、
最後の仕上げもやはりシングルポリッシャーで艶を出して仕上げます。
昨今コーティングPRO店を謳っていても、
シングルポリッシャーは一切使用せず(使う技術が無い)、
ダブルアクションポリッシャーのみ使用して、
「弊社磨きもきっちり施工しています!」
みたいな施工店が増え続けていますが、
オービットの強いダブルアクションポリッシャーなら多少の傷は処理できますが、
ランダムなオーロラは入っていますから艶は上がりませんし、
オービットの弱いダブルアクションポリッシャーではオーロラ傷さえ除去できているのか?
中にはオービット10mm以下のおもちゃのようなダブルアクションポリッシャーのみで磨きを行い、
「下地処理から完璧な施工をしています!」
とか言っている施工店もありますが、
このレベルで有ればGSでも施工可能ですし、
多少経験があれば素人でも出来てしまうことです。
つまり高額な施工費を頂いてのPROの仕事とは言えません・・・
こんなレベルの事を、
写真や動画まで掲載して自慢するなど、本来のPROからすれば業界の低レベル化に嘆くばかりです・・・
返して言えば、
ユーザー自体もネットの信憑性の可否を見極めておらず、
派手なパフォーマンスに振り回されている、
真偽を見抜け無し人ばかりとなっているという事なのでしょうねー
今回は今までとは違うコーティングを希望されて、
弊社は昨年にラインナップの更新や新コーティングを導入してきていますので、
選択肢が増えて悩ましくなっています・・・
御予算的には十分のご用意を頂いておりましたが、
ここで一気にトップエンドブランド選んでしまうと後の楽しみが無くなる?
的な理由もあるらしく、今回はハイクラスの中間的なものをお勧めして、
❝G’ZOXガードグレイス・オーバーレイ(Wコート)❞をご選択いただきました!
このコーティングは、
ハイモース系G’ZOX系含め初めてオーバーレイ(Wコート)を可能としたコーティングです!
巷の多くのWコートは、
初期製膜したうえにWコートしていきますが、
全く同じコーティング剤で初期硬化後のWコートではスパイク効果が無いうえに、
架橋結合(分子結合)も出来ませんから、
分子間結合引力(官能基)だけに頼っておりますから、
強固な密着性Wコートとはなりえません・・・
ガードグレイスのオーバーレイ(Wコート)では、
初期硬化前の段階でオーバーレイを行うことで、
ベースコートの表面をオーバーレイが溶かすことで同一の分子結合膜となることで、
強固な高膜厚一膜層となります!
某メーカーや施工店では、
3コートや4コートというものまで存在していますが、
ある研究所が試験施工してみた結果、
密着性が出ていない為耐摩耗耐久試験をしてみた結果、
Wコートレベルの耐久性も怪しかったそうです・・・
物理化学の知識のある方なら当然のごとく気が付くトリック(嘘)なんですがねー
1日の中でオーバーレイ(Wコート)迄一定時間内に終了させなければならないコーティング作業ですので、
老体の私はヘロヘロになりましたが、
お引き取りの現車を確認されたオーナー様から、
「やはりオーバーレイされていると艶の深みが全然違いますね!」
とご満足いただけましたので、
老体にムチ打った甲斐がありました!
このガードグレイスは、
新規施工時敢えてレジントップコート・コクーンの施工の必要性は高くは無いですが、
駐車環境やお手入れに自信が無い方は、
レジントップコート・コクーンの施工も可能です!
今までレジントップコート・コクーンSTDは疎水・滑水性保護被膜機能のみでしたが、
ここで親水性レジントップコート・コクーンSTDも開発されましたので、
親水性ガラスコーティングを施工された場合、
親水性のレジントップコート・コクーンSTDもご選択いただけます。
SPに関しては従来通り疎水・滑水性となります。
この度も弊社をご利用いただき、ありがとうございました。
お預かり初日から外水道凍結による修理や、京都との気温変化から体調を崩しインフルエンザにかかったりと、お預かり期間を延長頂き助かりました。
ご迷惑をお掛けいたしました、申し訳ございませんでした。
今回短期で買い替えを決意されたのも、今後の新車に対して期待・興味が持てないとの事で、このお車は出来る限り長く乗られるおつもりとの事でしたので、楽しみながら大事に管理してあげてください。
今年は花粉飛散量多いと言われていますので、これからの季節降り積もりや付着にはお気を付けください。
会員クラス | 正会員昇格 |
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車輌クラス | クラスL |
コーティング | |
オプション |
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施工料金 | 357.470円税込み(準会員割引‐5%・淡色車割引磨き-5% 適応) |