
鉄粉クリーニング終了
京都店京都市内のご新規のお客様です!
約20年くらい前のお車になるのでしょうか?
このY31というモデルは、
25年弱生産されていたという長寿モデルですが後半はどうやらタクシー向けに作られていたようです、
当時の新車価格を見るとビックリで、
250~550万と今の同グレードからすると半値以下だったんですねー
今ではそこそこのグレード車種なら500万以上ですから恐ろしい値上がりですが、
給料って2倍になっていないような・・・
これでは若者が車を買わなくなるのは当然です、
生活の全てが車に消費されてしまいますからねー

モケットシート
この時代の高級車のシート素材は良いですね!
肌触りも、
見た目の質感も素晴らしい。
いまでは高級車のシートと言えばレザーが当たり前になっていますが、
質の悪いものや合成皮であるならば、
モケットの上級なものの方が良いですね!
但し紫外線劣化による色落ちはしやすいですし、
煙草の火をとしてしまえばすぐ穴が開いてしまうのが難点です・・・

鉄粉クリーニング中

鉄粉クリーニング2回目
今回❝鉄粉クリーニング❞だけでご入庫いただいたのですが、
事前に現車の鉄粉の状況を確認はしたのですけれど、
視覚的酸化はありませんでしたがそのざらつき感は酷いものでした・・・
間違いなく1回の鉄粉クリーニングでは相当量残ることは明らかでしたので、
オーナー様は予算的に迷われましたが、
2回の施工となりました!
ただここで疑問が生じ、このざらつきは全て鉄粉なのだろうか?
花粉や黄砂がシリコンオイルにより固着しているのかも?
だとすると、
弊社が通常使用するアルカリクリーナーだけではざらつきは消えないので、
2回目は酸性クリーナーで固着物を落とそうか?
等と考えもしていましたが、実際1回目のアルカリクリーナーでの除去をしてみたところ、
且つて見たことのない量の鉄粉が溶け出してきます・・・
20年以上何もメンテナンスされていなかったのでしょうねー
これでは2回目を酸性クリーナーに変えてしまいますと相当量鉄粉は残ってしまいますので、
2回目もアルカリクリーナーで行いましたが、1回目よりはましにはなったというものの、これでは2回目終了しても完全除去には程遠いでしょう・・・
実際2回の鉄粉クリーニングを施工終了して拭き上げしても、
指触触感ではまだ相当のざらつきは残っています。
これではかりにMAXの3回目を行っても完全除去は無理でしょう・・・
このことをオーナー様に伝え、これ以上の除去を望まれるならというご提案を、
1.半年ごとに鉄粉クリーニングを行っていって、徐々に鉄粉や付着物を減らしていく。
2.スクラッチ傷が入ることを覚悟で、トラップ粘土で除去(弊社では行いません)する。
3.ポリッシャーによる磨きで除去する。
となりますが、
後日連絡を頂きポリッシャー研磨+ガラスコーティングで強制除去&付着予防するとなりました!
今回残念ながら鉄粉の除去は中途半端になってしまいました。
まさかここまでの付着があることは予想外でした。
但しリブ部分にあまり鉄粉の溶けだしは確認できませんでしたので、部品下の腐食はしていないでしょうから、これはかなりの安心材料だと思います。
月末に再度ご入庫いただいて磨き&コーティングをご依頼いただきましたが、
磨きは最後の艶出しを省き固着物除去をメインにしたものになりますので、艶感アップはあまり期待しないでください。
当日お待ちいたしております。
会員クラス | 非会員ご新規 |
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車輌クラス | クラスM |
オプション | |
施工料金 | 23.595税込み |