弊社ツーリングにもご参加頂き、
再施工やメンテナンス等ほぼ毎年ご利用頂いておりました準会員様ですが、
そろそろ今回の再施工を最後として、
数年後の新車買い替えをご検討されるとか!
なのですが、
問題は国産・外車共に欲しいと思える車が皆無・・・
弊社常連様では同じことを仰る方ばかりですが、
この様な声が特に車好きの方に多く聞かれる事を、
各メーカーでは認識しているのでしょうか?
確かにこの10年ほどの車の進化は著しく、
性能・安全性・居住性は格段に進歩したのは認めますが、
運転する楽しさや個性あるデザイン等は確実に失われ、
「多少外見や内装は違っていても、
どれも個性の無い似たような車になってしまった・・・」
という声が、
弊社では良く聞かれます・・・
オーナー様のご希望は、
まだ次もスポーツカーにお乗りになりたいらしいですが、
もう輸入車にも新車では魅力感じるスポーツカーは無いですかねー
正直なところ、
私も今になってマセラティ・グランスポーツを手放したことには多少の後悔はあります・・・
他の選択肢は中古車若しくはクラッシックとなりますが、
たとえば高年式のポルシェではままだ高いですし、
安い価格でも購入可能なクラッシックとなると整備維持費が不安だとか。
初期購入費用が予算オーバーはハードルが高くとも、
たとえば基本構造がしっかりした100万円台のクラッシックを購入して、
車体代同額の整備費用を掛ければほぼ完全状態になるでしょう!
その後も故障・修理は必要だとしても、
構造がシンプルですからそうそうランニングコストはかかりません。
その選択をするとすると、
1950~1980年代くらいの英国車はパーツも豊富ですから、
維持は非常に楽です!
但し、
人気の高いものは500万~しますから、
敢えて不人気車を狙えば総額300万円以下で楽しめる車手に入ります!
実際私自身ブリティッシュフォード・アングリアとシトロエン2CV所有していても、
完全整備後は殆んどランニングコストかかっていません。
尤も、
殆んど稼動していないですが・・・
弊社のお客様にも数人この方向で安めの英国クラッシック楽しまれている方いらっしゃいますが、
もうこの域では速いとか遅いとかコーナリング性能云々は意味を成さず、
単純に運転する楽しみだけですから、
現役引退前後での趣味車の選択としては良いと思います!
もうひとつは、
折角かなり極上程度でこのお車維持できていますから、
このまま乗り続けるというのが、
お財布的にも一番良い選択かもしれません?
それとも、更に先を見越して、
高齢運転の安全確保出来る車にするとか・・・
1年ぶりの“鉄粉クリーニング”ですが、
毎日通勤にも使われ会社では露天駐車でありながら、
鉄粉の付着は軽度です!
丁度今年で10年経ち使用頻度も高いですが、
それを考慮すれば極上といえますけれど、そ
の状態が保たれているのはひとえにオーナー様の管理の良さです。
多くの方は、
こまめに洗車する事で逆に車を傷めていますが、
こちらのオーナー様はこまめに洗車されてる事で、
鉄粉も付着段階で洗い流されているため、
食い込みまでに至る量が少ないです!
今回の施工で今までとは違うコーティングを選択されましたが、
今まではマーベラスフィニッシュ・チタンコンビネーション×光触媒コーティングでしたので、
際立って硬いガラスコーティングで傷が防げていたというわけではなく、手洗い洗車の丁寧さにより、今まで何回拝見してきていても、
本当に洗車傷は入れられていません!
恐らく弊社常連様の中で、
洗車の上手さは3本の指に入るでしょう。
私より上手かも?
多分そう遠くない時期に現役引退サンデー毎日となられると思いますが、
リタイア後手洗い洗車屋でもやってみてはどうでしょう?
1台1万円は厳しいかもしれませんが、
7~8千円くらいなら十分価格価値あると思います!
先日そのようなことを行っていた超常連様いらっしゃいましたが、
その方にはキッパリと無理です・・・
と、お伝えしました。
- 見た目が強面過ぎる。
- 口煩過ぎる。
- 自身が思っているほど洗車上手ではない。
もう一人、
この業界で独立したいと希望・妄想していると思われる方いらっしゃいますが、
- 会話が出来ない(ボキャブラリー&一般知識不足)。
- 商品やネット上の情報に振り回される。
- 車への見識が狭すぎる。
等々意外とこの業界もいざ商売で起業しようとすると、
ハードルは高いです・・・
私自身この業界に向いているとは思えたこと無いですが、
長年やれていますから、
やって行く内に何とかなるものかもしれません!
しかし、
身内の金当てにして、
仕事も重要な部分を自身でこなさず女房頼みで、
受注さえ知り合いに頼み込んで仕事貰っているレベルで、
周囲身内に迷惑かけ続けて社長(表面的)という椅子にしがみつき、
当然の如く年々駄目になって行っている某施工店もありますから、
やっぱり最低限の経営者としての資質は無いと駄目でしょうねー
この人自分にあると思っているから、
一番性質が悪い・・・
今回で最後の施工にしようかな?
と思われている大きな理由はこの70μ台の膜厚にあります・・・
確かに薄い。
もともと100μ以上の膜厚のある車でしたら、確かにこの膜厚まで消耗してしまえば、
ほぼ限界に近いですが、
新車時80μ台だったお車ですから、
過去施工のFC等を参考に考えれば60μ台までは大丈夫ですから、
今までの程度保持をして頂ければ、
同じレベルの施工でしたら後3回はいけるでしょう!
そう考えれば、
10~20年行けちゃいますね。
但し問題は、これ国産車スバル以外には総て言える事ですが、
シャーシー剛性が極端に低下しますから、
乗り味の切れは失われるでしょうねー
スポット増しやクロスメンバー追加等で剛性確保も可能ですけれど、
そこまでしてまでというのは疑問?
オーナー様は02スタンダード・ソフト磨きコースを予定されていらっしゃいましたが、
昔からの極端に深い傷を除けば日常使用での線傷やスクラッチは非常に微量ですので、
十分“01スタンダード・ソフト磨きコース”で意匠性回復は可能です!
これは最近つけた傷と思われます・・・
昨年のメンテナンスにお時には無かった記憶ですから。
何か硬いもので付けた様な傷ですが、
所謂切断傷という種類となりますけれど、
特徴としては切断面のバリ若しくは切断面が荒れていることによる光の乱反射でこの様に白く見えます。
この様な傷を見えないようにするには、
一番確実なのは傷のV形の底面部まで研磨すれば消えますが、
問題は傷の深さが一体何μあるか?
ですが、
爪が引っ掛かるようでは10μ以上あるでしょう。
つまりこの深さの傷を除去するためにはその車の膜厚が幾らあるのか?
自体が判らなければ、研磨する技術能力はあったとしても、
傷無くなったけれどもクリアも無くなった・・・
と、なりかねません。
正直この業界(磨き屋・コーティング屋)で膜厚計持っているところ非常に少数です・・・
板金塗装屋さんでも殆んど持っていません。
私はこの仕事始めた時から使用していますので、
膜厚計による膜厚確認せずに磨きを行えること自体が不思議と言うか、
恐怖を感じます。
車の塗装は車種(メーカー)により2~3倍位の塗装硬度と膜厚に差がありますから、同じ磨き機材を使用して同じ磨き方・時間でもその塗装硬度の違いで研磨されている研磨厚はまったく違ってきますので、
それを感や経験知で判断できません・・・
大体でも判るとすれば、
その方神の域といえるでしょう!
膜厚や予算の関係上完全除去が無理な場合はVの頭の部分を広げて頂点部分にアールを持たせてあげて切断面を平滑にすれば、
光の乱反射が抑えられますから傷は見えづらくなります!
これを行うには、
スポンジバフよりもウールバフの方が傷内部に入り込みやすいので、
より効果的に傷の処理が出来ます。
多分この業界で一番多い処理方法で、
尚かつ一番最悪の方法が傷隠しです・・・
主なやり方は、傷隠し成分(ガラス繊維素やポリウレタン等)を持ったコンパウンで、
ポリッシングしながら傷の中にその成分を擦り込み硬化させる事で、
光を表面反射させて傷を見えづらくしますが、
この成分有機物でしかも劣化スピードが早いですから、
数週間で効果を失います。
この手法の主な使い方は、今回のような深い傷を部分的に処理するためではなく、磨き作業やポリッシャーでのコーティング焼付け中に入ってしまった、
ホログラムやオーロラ傷を隠す事に使われます・・・
まだその方法を作為的に行っている場合は、
自覚があるだけましですが、
この原理をまったく知らずに行っている場合は、
自身の行っている技術的未熟性にも気が付いていませんから、
技術上達もしませんし、
クレームを言われても納車後に何らかの要因で起こした現象と判断するでしょう・・・
この様な施工店が全体の殆んどを占めますから、
一度そのような体験をされると、
この業界自体を疑いますし、
施工する気も失せるのは当然です。
残念ながら今回の磨きでは、
大きく傷の視認性は改善されていません・・・
傷のV頂点部分のバリは除去されたので、
多少角度によっては見えづらくはなっていますが、
今回は01磨きコースですのでスポンジバフのみの使用ですから、V頂点部分も大きく広がっているわけではなく傷断面のバリも平滑化されていませんので、
大きな変化は起こりません。
スポット磨きを行えば、
相当視認出来なくはなりますが、
このお車の膜厚ではその行為は暴挙となってしまいますので、
ここはこのまま妥協する事が一番の選択です!
中央の写真の白丸内部には、
多くの深い傷が残っていますが、
これは大分前からあるもので、
まだ新車に近い頃に付けられたものですが、
恐らくは鳥糞のようなものを擦り取ろうとされてつけたと思われます・・・
虫の死骸や鳥糞除去では多くの方が、
これやってしまわれる・・・
当然付着放置は塗装の酸化を引き起こしますから、
少しでも早く除去する必要はありますが、
焦るのか?
面倒なのか?
いきなり擦り落とそうとすれば、
当然この様な傷を入れてしまいます・・・
この様な傷は、
前記している様な深い傷となりますので、
通常レベルの磨きでは除去は出来ません・・・
流石に弊社でガラスコーティングを施工した際にはこの除去方法の説明もいたしますし、
管理説明書にも記載されていますから、
施工後この様な事をされる方はいらっしゃいません!
偶に、
まったく弊社に関係のない方から、
起きているトラブルの対処方法を問い合わせ頂く事ありますが、
私からするとよく関係のないところに聞くことができる・・・
と感じます。
中には、
「施工検討しているから!」
見たいな事を匂わせて、聞き出そうとする方もいらっしゃいますが、
過去このような方で本当に弊社で施工された方はいらっしゃいません・・・
ですから、
現在は弊社既存のお客様以外のご相談・問い合わせには、
ご対応はいたしておりません・・・
それを仕事とする子供電話相談室にでも聞かれるのが一番でしょう!
多少の洗車による線傷・スクラッチはありましたが、
ガラスコーティング内に収まっているものばかりでしたので、
本来は新車向けの01スタンダード・ソフト磨きコースでも、
それらの傷は除去できました!
皆さんこの様な管理が出来ていれば、
当然お車綺麗でいますし、
再施工時にもお財布に優しくて済みますし、
私も苦労せずに済みますから、
三方円満です。
MAZDA マツダ RX-8 タイプG(SE3P)
磨き&ガラスコーティング&オプション施工終了
今回本来は1週間のご予定でご予約いただいておりましたが、
お預かり時点で前のお車の程度が予想以上に悪かったため、
施工日程が押してきてしまっていたためお預かり期間の延長をお願いしました・・・
こういう時、
常連様ばかりの弊社のスタイルですと、
非常に助かります!
施工自体に掛かる時間もご存知ですし、
夜なべしてまでの詰め込み施工しても、
結果仕上がりが悪くなる可能性も判られていますから、
よほどの事情が無い限り、どうでも約束期日に合わせろと言われる方は、
まずいらっしゃいません。
どころか、
弊社の代車の回しが出来なくなることを心配までしてくださります!
周囲にも言われますが、
本当に弊社はお客様方の人間性に恵まれています。
ありがたいことです!
今回は延長しても週末がオーナー様お仕事ですし、私も土曜日午前中より京都店オープンのため不在となってしまいますので、
我侭次いでで平日のお仕事帰りにお寄り頂く事さえも快諾いただけました!
今週は3台の引渡しですからバタバタです・・・
今回初めて今までとは違うガラスコーティングをご選択頂きましたが、これは初めに記述したように、
そろそろ膜厚の不安などから買い替えを考えられている事で、
より耐久性の高いガラスコーティングを施工する事で、
再施工のスパンを長くして出来る限りこのお車の保有期間を延ばされたい事からです!
が、今回のお車の状態を拝見しても、これだけ程度を保たれて維持されていれば、
そこまで弱気にならずとも十分更に3~4回の再施工は可能です。
今回は耐久性重視で、
“ブリリアントフィニッシュ・プレミアム ハイブリッド”をご選択頂きましたが、
今までのガラスコーティングと違いまろやか・優しい艶感ですので、
このお車の特徴である丸みの強さがより際立ち、
今までとは大分違う印象を受けます!
今までの施工コーティングは、マーベラスフィニッシュ・チタンコンビネーション×光触媒ボディコーティングだけでしたので、レジンの施工は必要無かった(施工不可)ので、
今回初めて“レジントップコート・コクーンSTD”の施工をなされました!
お仕事終わられてお疲れのところ、お引取りいただきまして、助かりました。
ありがとうございます。
お話の中で、これから先まだまだスポーツカーには乗り続けたいという思いには、私も爪の垢をせんじて頂かなくてはいけませんね。
私今までも、あるきっかけでレース・バイク・オフロード・スポーツカー・釣り・沢登り・アウトドア等人生賭ける勢いで没頭していたものからいきなり興味を失うことが多くありました。
再度復帰した事もありますが、なかなか何十年と持続する事ができませんでしたけれど、○○様はスポーツカーや天体観測など長く維持できていて素晴らしいですね。
継続は力なりと言いますもんね。
私はもう今までの趣味嵌り事には、経済的・体力的に復帰は無理でしょうが、先日もオネイに言われて京都に行ってからは篠笛のお稽古に行き、オネイの三味線と協演することを目標に練習しますが、楽器はピアニカくらいしかまともに扱えた経験ありませんから、道は険しそうです。
今後京都とは言わず関西方面にお出かけする事があられた際には、是非京都店にお立ち寄りください。
お互い時間の余裕が取れるようでしたら、テラスでBBQでもいたしましょう。
多分座禅や写経写仏等もお好きそうですから、弊社近くに良いお寺ありますからご案内もしますよ。
又のお越しをお待ちいたしております。
PS:このたびの施工で正会員とさせて頂きましたが、滑り込みセーフで大ラッキーでした。
会員クラス | 正会員昇格登録 |
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車輌クラス | クラスM |
コーティング | |
磨き | |
オプション | |
施工料金 | 167,706円税込み(準会員再施工割引―10%・濃色車割り増し磨きランク3+10% 適応) |