長野店では、
久々のご新規のお客様です!
と言いつつ、
弊社ではご新規の受付を終了させているのですから当たり前です・・・
今回会員様のご入庫が仕事の予定で流動的な方と、新車納車日が不確定な方がいらっしゃいましたので、
その方々のお預かり期間を長めに想定させて頂く了承が頂けた為、
何とか予約スケジュールに割り込ませる事ができました!
オーナー様は弊社の地元の方ですが、
これ以外にもアメ車を2台もお持ちでしかも家族持ちでまだ40代です!
このお車も1千万近い価格ですし凄い経済力だなー
と驚いてしまいましたが、
数年前までは社員数数人の零細企業だったのが、
とあるきっかけで某自動車メーカーの特殊部品を独占生産する事になり、
いきなり10倍の規模に急躍進されたそうです!
私など、
安定をかなぐり捨てて京都店などオープンさせる暴挙に出てしまいましたから、
私の場合は“馬鹿は死んでも治らない”の典型ですね・・・
今回はかなり下準備をして望んだつもりでしたが、
正直予想を超える大苦戦になっていますから、
この状態半年以内に打開できなければ私自身自己破産もありえます。
それも念頭には置いて始めた暴挙ですから自業自得ではありますが、
60も近い年齢で路上生活者となるのも辛いですが、
自己責任&宿命と割り切ればそれでもその環境で生き抜くしかありません!
暗い話になってすみません。
ハイパフォーマンスエンジンとして有名な、
ヘミエンジン6.2Lを搭載し、
700PS近い怒涛のパワーを持ったお車ですが、
ここまで行くとアメリカンマッスルと言うよりは、
完全にドラックスターでしょう!
私も初代チャレンジャーとバラクーダには、
10~20台に憧れていましたが、
結局今迄1台としてアメリカンマッスルを購入する事はありませんでしたけれど、
一度は乗ってみたかった思いは今でもありますが、
流石にこの歳でアメ車は乗れませんね・・・
とは言え、このチャレンジャーは初代の基本スタイルを残していますから、
凄く魅力的です!
この様な感じでコントロールパネルにて、
走行シーンやオーナーが望まれるセッティングがかなり細かく調整可能です!
欧州スーパーカーよりもこれは凄いかもしれません。
が、所謂完全なる電子制御ですから、
一度不具合がおきてしまうとコンピューターユニットごとの交換となりますから、
大事になってしまいます・・・
同じアメ車でもコルベットは完全に液晶デジタルですが、
このお車ではまだハイブリットで、
メインメーターの針は実物です!
この程度に抑えておいてもらえば、
エンジンの躍動感が視覚的にもリアルさを増しますから、
よりマッスル感を堪能できます。
どうも自動車メーカーと言うのは、新たなギミックや新素材・新機能を一社が採用して、
その市場受けが良いとなると、
猫も杓子も追従する傾向がありますけれど、
これが個性を失わせどの車も同じみたいに魅力を失わせている事に気づかないのですかね?
一見シルバーカーボンのように見えますが、
恐らくはフェイクだと思われますが、
国産フェイクに比べるとかなり本物に近い質感です!
しかし、
車体価格からするとリアルカーボンは使って欲しいですね。
シフターの握り部分はかなりゴツイ見た目ですが、
見かけと違いかなり使いやすく手のひらにもしっくり来ます!
動かした時の作動感や各レンジへの入り込みの重さも、
私は非常に好印象で、
ATでありながらMTのような作動感を感じます。
このシートはいただけません・・・
座面中央部分はスエード調フェイクですが、
サポート部分は恐らく合皮です。
フェイクカーボンと同じでかなり質感は本物に近いですが、
どうせなら乗用者的艶は出さずに、
もう一寸粗いシボで艶を消したほうが車のイメージにあってくるでしょう!
ショックだったのは、
助手席シートは完全なる手動・・・
運転席もリクライニングは手動です。
やはりここも車両価格的には悲しすぎます・・・
ノーマルで20in履いていますが、
アメ車ですとこのくらいのサイズがないと車体とのバランスは取れませんが、どうせならフロントとリアのホイル径2in以上変えてホットロッドにしてしまったほうが、
更に初代のイメージに近づくでしょう!
とは言え、昔と違い只の直線番長ではなく、
サーキット走行も念頭に置いたセッティングになっているようですから、
ホットロッドではコーナリング性能望めませんし、
この巨大な車体と爆発的パワー減速させるには、
この様な大型のフロントブレーキ必要となりますから、
これはしょうがないですね。
最近の高性能車の定番のブレンボ6ポッドですが、
ここはレアにロッキードなら更に雰囲気でますね!
最近まったく見る事も聞くこともなくなったロッキードのブレーキですが、
もう作っていないのか?
まだ納車になられて半年も経っておらず、走行距離も1,400kmにもかかわらず、
結構な量の鉄粉溶け出してきます・・・
現在ダッチは正規物はなく総て平行輸入車となり、
取り扱っている販売店も非常に少数ですが、
特にこのヘルキャットのようなベースモデルの2倍近い価格となると、
在庫期間もある程度あるでしょうし、
生産されてからの本国での在庫期間もあるでしょうから、
恐らく購入された時点で既に鉄粉付着はあったでしょう。
傷に関しても納車されての期間や走行距離からすると、
かなり程度は悪いです・・・
オーナー様が言われるには、納車時何らかのコーティングがされていたと言うことですが、
既にその時点で傷はかなり確認も出来ていて、
車体全体の印象も曇った感じだったそうです。
写真では見えるように撮ることは出来ませんでしたが、
確かに多少のシングルポリッシャー傷もありました・・・
断定的に言ってはいけないですが、
私が知る得る限りは業販で磨きやコーティングの請負している業者さんに、
高技術のところはありませんし、
あったとしても叩きまくられた仕切りですから、
手間はかけられませんから、
所謂やっつけ仕事しかしないでしょう。
偶に弊社のお客様でも、
「今回は販売店が値引き(サービス)としてコーティングしてくれたので、
この車ではコーティングの施工は御社ではしません。」
と言われる方いらっしゃいますが、安いからとかタダでしてもらえるからと言う事がメリットと捕らえるのであれば、
クオリティーは求めていない事になりますから、
自費で施工なされる時も別に弊社で高額な施工しなくても、
キーパープロで十分なのではないでしょうか?
逆にクオリティーに拘られるなら、販売店手配の納車磨きやコーティングは断られて、その分他でサービスなり値引きなりをしてもらい、
ご自身が信頼できる確証のあるところに自費で依頼されたほうが良いと思います!
恥ずかしい話ですが、
私自身過去にマセラティ購入した際、
「サービスでガラスコーティングつけますし、
グループ会社のプロ店で技術は確かです!」
の話に、
「自分でやるのも面倒臭いしまあいいか・・・」
なんて妥協したら、
ありえないほど酷い状態で納車され、
揉めた末に他の店舗で再施工されて再納車となりましたが、
多少は改善はされたもののそれを見た弊社従業員に、
「中古車買ったんですか?」
と言われ、
相当落ち込みました・・・
流石に面倒臭いとも言っておれず、
意を決して05パーフェクト磨きコースで磨きなおしましたが、
別物に変身しました!
この時は流石に、
タダや面倒臭いを優先した事を反省しました。
側面更に状態は劣悪です・・・
傷の量も相当ですし、
深い傷が1パネルでも数十本はありますし、
細かなイオンデポジットは全体を埋め尽くし、
既に軽度のクレーター化しているようです。
どこで弊社をお知りになられどうして弊社を選択いただいたかはお聞きしておりませんでしたが、
この状態を拝見した上でのご予算は10万円・・・
程度良好新車でもこのお車では到底その金額では施工は出来ません。
弊社の施工単価をお教えして、
現状の改善をすると予算の倍はかかる事をお伝えしましたので、
多分施工は断られると思いきや、
流石に完全改善までのご予算は無理のようでしたので、
ある程度の改善に止まりますが、
“02スタンダード・ソフト磨きコース”にして頂きました!
予算無視で施工するなら03スタンダードにしたいところですが、
流石にこれを決められるのはオーナー様でお財布事情ありますからねー
経済力はおありでも、
高額車両複数台所有されていて、
且つ固定維持費が高いお車となると、
総てに万全を期するお金注ぎ込む事で来ませんから、
中途半端になってしまいます・・・
実際私も使用用途別に、
ベンツ・ジャガー・レンジローバーの3台体制ですが、
モデファイ嫌いですからそれはお金かかかりませんんが、
消耗パーツや必要修理していると
「もっこここを改善したい!」
と思うところがあっても、
限られた資金では改善は遅々として進みませんから、
その間に又新たな問題箇所が発生して、
一向に目指す内容に到達できません・・・
されど、
目的別に私には必要ラインナップにしてしまっていますから、
自業自得ですがね・・・
イオンデポジットはほぼ100%除去でき、
クレーター残りも1%未満までは持っていけましたけれど、
傷は1/1000位まで減ってはいますが、
いかにせよガッツリ線傷とガッツリシングルポリッシャー傷が、
1パネル10本以上は残ってしまっています・・・
ご自宅の洗車環境が判りかねますが、屋根のないところでの日中の洗車であったり、路面が未舗装であれば、
今回のボディ状態のように洗車水滴の渇きによりイオンデポジット作ってしまいますし、
洗車水の路面からの跳ね上げや埃付着してしまいますから、
洗車時それを引きずり傷を入れてしまいます・・・
自宅での洗車で車を傷めないための条件とは、
- 洗車場所を舗装し、主に風が吹いてくる方向に暴風フェンス等を設置する。
- 屋根下洗車が行える日陰を作るか、建物の影等で洗車可能な時間に洗車する。
- 2が無理の場合は、雨降りに洗車を行う。
- 車庫内洗車が無理な場合は、気温の高い時間や日中の洗車は行わない。
- 洗車時常に流水をかけながら洗車をし、ボディの乾きが生じないよう(濃色車の場合は1パネルずつ噴き上げを完結していく)にする。
- 汚れ付着が確認される場合は、シャンプー洗車を行い再度流水洗車を行う。
- 洗車時に道具にプレス圧がかからないように軽く触れているだけにして、洗う方向を水の流れる方向にしてクロスする方向や円をかかないようにする。
- 鉄粉の付着が確認される場合は、鉄粉の除去(トラップ粘土は厳禁、年一回は行うことが基本)を行う。
- 洗車で使用する道具を事前に乾燥状態の塗装に道具も乾燥状態で軽く擦ってみて、摩擦性に問題がないことを確認する。
- 洗車で使用した道具類は、使用終了後必ず毎回洗濯機で洗い日陰干ししておく。
- 地域により水質が水染みの出来やすい場合は、蛇口にミネラル除去効果のあるフィルターを付けたり、拭き上げ前に精製水をかけて中和してから拭き上げる。
細かく言えばまだまだ気をつけるべき若しくは改善する必要のあることはありますが、
以上の項目は洗車時必要最低限の事と認識下さい。
「こんな面倒で、お金もかかる事できるか・・・」
という方は、
洗車で車が痛んでしまう事を受け入れるしかないですねー
ボンネットも大分改善はされましたが、
やはり深い傷残りが目立ちます・・・
弊社にお持込前に、
車庫に猫が侵入してしまい、
爪で傷を入れられているのを発見なされたそうですが、
深い傷はそのようなことが理由の可能性もありますが、
私が見たところ洗車で入れてしまっている可能性のほうが高いと思います。
というのは、
側面の傷の多くは横方向だからです・・・
それとフロントフェンダーの上部プレスラインに、
かなり擦られた痕跡が見えましたので、
エンジンルームを作業している際に服を擦り付けてしまっています。
これは車屋さんの可能性が高いです。
車屋さんによっては、
フェンダープロテクターを使用するところがありますが、
これ逆に葛を入れてしまっている可能性高いですので、
作業中傷入れの可能性のあるところには、
プロテクターフィルムを貼ってもらうようにすれば、
かなり傷入れのリスクを避けることが可能です!
但し、
プロテクターフィルムは使い捨てのためランニングコストがかさみますから、
せこいところは嫌がったり追加料金要求したりするかもしれませんが、
そんなところだったら依頼するの止めたほうが良いですよ。
CHRYSLER クライスラー ダッジ・チャレンジャー
ヘルキャット 磨き&ガラスコーティング終了
お引取りには、奥様といらっしゃいましたが、完成車両を見られてのご感想は、
「凄い!!!」
「艶が凄くなっている!」
「猫に引っ掛かれたルーフシェルの傷なくなっている!」
と初見感想は、
予想を超えていたようです!
が、
本文中でも触れている深い傷の傷残りに関しては、
「磨くと逆に深い傷目立つようになりますね・・・」
との事でしたが、今まではイオンデポジットやクリアのくすみや細かな傷に覆われている事で、
ごまかされていましたが、
そのようなものを除去されてしまいますと、
確かに見えやすくはなってしまいます・・・
今回もっとご予算をお取いただくことが出来れば、
03磨きコースで磨くことが出来ていたら、
ほぼ傷が取りきれたか、
それでもとりきれない部分をスポット磨きで対処していれば、
ほぼほぼ完璧にはなりましたが、
ご家族もおありのなかでそうそう好き勝手にお金を使うわけにはいきませんから、
“地獄の沙汰も金次第”と開き直る事も出来ません・・・
お引渡し時、
意気投合して話し込んでいると、
私の友人や後輩など多くと交友関係が共通していることがわかりましたし、
家業に着く前にやられていたお仕事は、弊社の建築事業部と取引先がかぶり、
以外に接点多いのにはビックリしました!
そんなこんなでお話をしていくと、
昨年より中断してる倶楽部ツーリングが再開されたら参加されたいとの事でした。
実はこのツーリングに関しては、
先日の京都店開店BBQでも話題となり、
「今年の秋より再開して!」
との強い要望がありましが、
昨今の社会情勢を鑑みた場合、
今までのような集団走行は危険ですし周囲に迷惑もかけますので、
再開するとしてもポイントポイントまでは単独走行か?
宿泊先の集合時間だけを決めて、
個々目的地まで行くか?
となりますが、
中止前から傾向的には目的が観光や宴会になって来ていましたから、
今後はこの方向での再開となります!
今倶楽部メンバーで残っている方々は、
おおむね同じような経済状態・年齢ですから、
予算ハードルという敷居も今までのように気にしなくて良いですので、
贅沢気分を味わうツーリングで今後再開です!
今私が考えているのは、
“南紀白浜”か“鳥羽”ですが、
今まで開催は10月上旬でしたけれども、
今後は11月上旬に変更です。
参加希望者・予定者(倶楽部メンバーor弊社施工経験者に限ります)の方は、
どちらが良いのかご意見をください!
何回か触れてきましたように、
今回はご予算的にタイトでしたので、
ガラスコーティング選びもかなり巾は限定されていましたが、
ガラスコーティング自体の耐久性や意匠性とこのお車の色と管理方法などから、
“G’ZOXハイドロフィニッシュ”といたしました!
このガラスコーティングはある意味オーナー様を選びます。
というのは、
施工初期非常に強い疎水・滑水性能を起こしますが、
経年による機能低下が初期の機能が高すぎるため、
オーナー様が落差を感じやすいため、
初期の状態を維持するためにはセルフメンテが望ましいので、
オーナー様自身がそのような手間を惜しまない方か、
有料メンテナンスに定期的に入れる覚悟がおありの方に弊社では絞ってお勧めしています!
オーナー様はセルフメンテは苦にならないとの事でしたので、
別売である“ハイドロフィニッシュ専用メンテナンスBOX”をご購入いただくこととなりました!
このたびは、まれにしかお目にかかれないお車の施工をさせて頂けて、私も楽しみながら施工が出来ましたので、ご依頼頂き感謝です。
又、以外や共通の知人が多いことにはビックリしましたが、これも縁ですので今後のプライベートでのお付き合いも楽しみです。
但し、チョイ悪どころかマジ悪ばかりですので、彼らの誘惑だけはお互い一線を越えないように注意しましょう。
参加をご希望されていたツーリングですが、8月中には主要メンバーと協議して方法・宿泊目的地・日程などをご案内するようにいたしますが、奥様やご友人同伴は可能(個室ご希望の際は事前に教えて下さい)ですが、お子さんのご同伴は出来ません。
その際は、お手柔らかにお願いいたします。
高圧スプレーガンの改造して頂き大変助かりました、メーカーには断られていましたから。
これで京都店での洗車も大分やりやすくなりますので、少しテンション回復できました。
施工ご依頼いただきまして、ありがとうございました。
PS:神戸行き日程決まり、私の京都在店が上手く合うようでしたら、弊社宿泊若しくは会員制ホテル手配しても良いですので、1泊なされて川端か先斗町でも飲みに行きましょう、オネイの都合が合うようなら同伴してご紹介もいたします。
共通知人たちとも結構仲良いのです。
車輌クラス | クラスL |
---|---|
コーティング | |
磨き | |
物販 | ハイドロフィニッシュ専用メンテナンスBOX |
施工料金 | 196,411円税込み(代車使用なし割引―5%・ソリッド塗装割り増し磨き+10%・輸入車割り増し磨き+10%・濃色車割り増し磨きランク1+20% 適応) |