近隣の準会員様ですが、
トヨタSUVから今度は本格的クロスカントリーカーに買い換えられました!
いまや国産クロスカントリーカーと呼べるのは、ジムニーですら?
ですから、
しいて言えばハイラックスくらいでしょうが、
車体に対してのパワー不足は否めませんから、
アメ車や欧州クロスカントリーカーと比較してしまうと魅力にはかなり乏しい・・・
国産フルサイズでは見た目はクロスカントリーかもしれませんが、
内容的にはSUVでしかないですから、
アウトドアといってもモーターキャンパー的使用用途レベルでしょう。
昔のランドクルーザーBJ・FJ系の頃が、
国産クロスカントリーカーの全盛期だったと言えるでしょう。
私も20年くらい前までは、サファリ・BJ40・JEEP36・CJ5・FJ60と乗り継いで来て、
現在はレンジローバー2のみ残っていますが、
既に殆んどの部品供給は無くなってしまっていますから、
大きな故障が起きてしまえばそこでOUTです・・・
その際の買い代えも考えてはいますが、
レンジローバーであれば欲しいと思えるのは3までですけれど、
これもそう遠くないレベルで部品出なくなるのは目に見えていますから、
そうなると選択肢はG55しかありません。
アメ車ですと食指が動くのは、
古いブレイザーかダッチラムとなりますが、
流石にこの年齢と私のキャラクターからすると、
不釣合いですのでこれも躊躇してしまいます・・・
なんと標準装着タイヤが、
BFグッドリッジ・マッドテレーンです!
ジープブランドの中での最強オフロード車という位置づけだそうで、
ルビコンと言う車名も有名な、
アメリカのクロスカントリーロードを由来としているそうです。
エンジンもV6NA3.6Lで284ps35.4kg・mのパワーがありますから、
いかんなくオフロードを楽しめる事でしょう!
流石本格的オフローダーを名乗るだけあって、
前後デフには電磁デフロックが装備されています!
しいて言うなら、
8速ATだけでなくMTも欲しいところですが、
昔のATとは違いハイテクが盛り込まれてのATですから、
現実的オフロード走破能力はATの方が上でしょう。
命のかかった軍用車両でさえも今は皆ATですから、
耐久性能も問題ないんでしょうねー
流石にこの時代ですから、本格的オフローダーと言ってもビルトインタッチパネルモニターですし、メーターも一部デジタル化されていますが、
メインメーターだけはアナログです!
カタログがあまり親切ではないので判然としませんが、スティンググレーのボディ色を選択するとこのトリムカラーになるのでしょうか?
個人的好みからすると、
このボルドーぽい艶消し調トリムはいただけません・・・
折角外観が渋いのですから、
内装トリムもシックなものの方が合うと思うのですが?
このバックカメラの取り付け位置方法はユニークです!
なんとスペアタイヤのセンターに装着され、
スペアタイヤカバーも上手い具合に作られています。
但しいつも疑問に思うのですが、スペアタイヤカバーっているのか?
タイヤが汚れないため?
紫外線で劣化しないため?
実用性的にはそんなところなのでしょうが、実際パンクやバーストでタイヤ交換するとなると、
カバー外すだけでも結構面倒です・・・
今回は予算オーバーもしていますから、
“ドアカップフィルム”は、
“サングン・ペイントプロテクションフィルム”を選ばれましたが、
外部でのサングン使用は初のことですので、
これでエクスペルとの耐紫外線比較できます!
但し貼り込んで見ると、ドアカップのように3次局面が強いところで温度変化が激しいと、
糊の粘着力は明らかにエクスペルよりも劣りますから、
浮きが起こりやすそうで心配です・・・
今回も、
“スプラッシュビュー・ウインドウフッ素コーティング”の、
“全面施工”をご依頼いただきましたが、
これもやはり予算圧縮のため、
フロント基本セットのみになさるか迷われましたけれど、
リア部分はスモークフィルム張ってありますから、リア部分未施工ですと、
意匠性的には後で後悔することになります・・・
と言う事を考慮して、
やはり全面施工になりました!
まだ車庫保管車であれば良いですが、
露天駐車ではアットいう間にスモーク部分は鱗だらけになってしまいますから、
意匠性でいえばフロントよりスモーク部分を優先させたほうが私はいいような気がします。
ボンネットは傷ほぼ0です、
アメ車としては極上です!
が、
やはり物噛みは非常に多いです・・・
これはキャデラックでもリンカーンでも、
アメ車である以上許容しなければなりません・・・
デトロイト時代に比べれば生産体制はかなり近代的にはなっていますが、
恐らくそのような細かな気遣いは日本人どころか欧州人よりもアバウトです。
そもそも工場内の殆んどの作業員が私服というあたりから、
作業もアバウト、
感覚もアバウトになると思うのです・・・
変な例えですが、ベトナム戦争時代くらいまでは、
アメリカ兵ヘルメット被っているだけで顎紐まずしていませんでしたが、
最近は大分服装もきちんとしてきていますけれど、
それでも他国に比べると規律緩そうですから、
重箱の隅突くようなクオリティー作りは苦手でしょう・・・
つまり、
本国ユーザーでそんな事気にする人はいないでしょうから。
ソリッド塗装のスティンググレーだから塗装膜厚が厚いのか?
オフロード車だから簡単に下地が出ないように厚塗りしているのか?
最近のアメ車見てると、
適当だから膜厚厚くなっているでは無いようです。
このオーバーフェンダーはオリジナルではなく、部品としてオーナー様が購入されて塗装をしてもらい、
ご自身で付け替えたそうです!
私も昔は殆んどのモデファイや改造・部品交換は、
自分で行っていましたが、
最近では夏冬のタイヤの脱着が限界です・・・
朝一で納車され自宅に戻られ夕方弊社にお持込なられるまでに、
上記した作業と足回りの部品交換までなされたようですが、
流石私より10歳以上お若いだけあります!
今回スペアタイヤの脱着だけでも私ヒイヒイ言っていましたから・・・
これでも10代の頃はトラック専門の整備士していたとは、
今は面影も無いですわ。
塗装は偶然にも弊社の外注塗装工場と同じでしたが、
肌感と色合わせは完璧ですけれど、
傷は多い・・・
尤もパーツ単体の場合パーツ固定がきちんとは出来ませんから、
磨き辛いとは思いますが、
傷はポリッシャー傷ではなく線傷ですので、
根本的扱いに問題ありですね。
良い事ではありませんが、
多くの工場は依頼された相手により気遣いや仕上がりクオリティーに斑があります・・・
クレーム対応もどこまで対応するかも同様です。
今回の磨きコースは、
新車標準の“01スタンダード・ソフト磨きコース”ですので、
この程度の線傷は簡単に消す事ができますが、
本来はこのように傷がある状態でオーナー様への納品は駄目ですね・・・
予想通り完全に線傷は磨きで処理できました!
が、オーナー様はこの様に傷が入っていたことを承知の上受け取られたかは?
これもしも弊社以来で塗装に出していたら、
受け取り拒否で磨き直しさせますね。
弊社の作業工程内で処理可能かどうかは、
関係ないですから。
とは言え、
多くの場合はそれを言い出すと納期間に合わなくなりますから、
黙認して弊社で補修磨きしちゃいますが、
それがクオリティー危機感を甘くさせてしまっているかも?
オーナー様はディーラーであるタカサワさんを、
まったく信用されていないそうですので、
弊社に施工入庫する事を伝えて、
ポリマーもかけずに極力車に触らないように指示をされていたそうですが、
恐らく、
そんな事を警戒して神経を使うというスキルすらないのがタカサワさんとNTPグループですから・・・
正直輸入車ディーラー的クオリティースキルは、
フロント・サービス・営業共にありません。
これ個人の問題ではなく会社の考え方の問題なのです・・・
実際タカサワさんで買い取った生コン会社がありますが、
設備・従業員は移動していないにもかかわらず、
タカサワさんの経営になったとたんに品質は極端に低下して、
多くの業者が取引を止めてしまっているようですが、
どうやら上層部からの指示で品質を改善ではなく改悪させたようです。
そういう会社ですので、
他の輸入車ディーラーと同じ感覚で付き合っていると必ずキレます・・・
私の知人・弊社お客様で、
それで車を手放した人結構いますからねー
お付き合いするには、
仏のような心が必要です!
というわけで、
お持込頂いたときの点検では殆んど傷見えませんでしたが、
準備洗車終えてライティングしてみると、
側面特に左右前後ドアは結構な傷の量です・・・
しかも結構な深さの切断傷も目に付きます。
実際アメ車の塗装は欧州車に比べると軟らかいですし、
ソリッド(2コート)ですので、
メタリック・パールに比べれば更に軟らかくなってしまいますから、
確かにちょっとしたことでも傷は入ってしまいますが、
本当ならそこを見越した上の取り扱いが必要なのですけどねー
仲の良いお客様ですので、
傷の状態報告して磨きレベルを上げるか?
スポット磨きを追加するか?
とも思いましたが、
今回は車両代以外にも大分消費されているようですし、
現状でも弊社予算はオーバーしていますから、
出費が嵩むご案内は控えて、
私の出来うる範囲で改善を試みる事にしました!
が、
やはり01スタンダード・ソフト磨きコースでの使用バフでは限界があり、
金属若しくは砂のようなもので擦られたような傷は取れませんでした・・・
但し、
お色的に傷がさほど目立つ色ではありませんから、
オーナー様自身殆んど気になるシュチエーションは起こらないと思います!
ボンネットだけは何故傷0だったのか?
不思議ですねー
当然物噛みは改善されていませんが、
それを気にしていたのではアメ車は乗れませんし、ましてやアウトドアやオフロードなど、
行けなくなっちゃいますからね・・・
オンロード用の車でさえ病む人は病みますから、
妥協点は持っておくことは大事です!
車好きほど尚更です。
CHRYSLER クライスラー Jeep ジープ ラングラー
UNLIMITED RUBICON 3.6ℓ(JL36L)
磨き&ガラスコーティング&オプション施工終了
お預かり期間が長かったため、
多くのお客様の目に留まりましたが、
私を含め一致意見として、
「車の雰囲気にあった良い色だね!」
でしたが、
これたまたまいらした方々が同じ方向性の方だからで、
チャラ男君や輩系だとまったく感想違うでしょうねー
最近のアメ車の方向性はデザイン的には昔回帰傾向がどこのメーカーも強いようですが、
表面的なだけではなく、
アメリカンマッスルの復活も遂げていますから、
内容がありますねー
同じようにアルピーヌのA110もデザインを継承しつつ走りの本質も高度化してリバイバルしていますが、
8月の京都店の施工予約いただいていますので、
このお車も楽しみです!
今回のガラスコーティングは前回と同じく、
“ブリリアントフィニッシュ・プレミアム ハイブリッド”となりましたが、
弊社のお客様方の動向としては初回に施工なされたものを毎回継続される方と、
新たなラインナップが加わるとそれを試してみたくなる方とが圧倒的です!
施工時の予算に合わせて変更される方が一番少ないと思います。
手前味噌な話ですが、
同じコーティングを継続施工して頂けるのは、
使用感想で満足度が高いからに他なりませんが、
これは弊社のスタイルが店側の押し付けセールスではなく、オーナー様の諸条件や何を求められての施工か?
当然ご予算も考慮したうえで、
私の見立てで最良と思われるものをご提案するスタイルだからこそだと思います!
今回は当初レジントップコート・コクーンは予算超過のため断念なさりましたが後日、
「やはり不安ですから“レジントップコート・コクーンSTD”も施工してください!」
と、ご連絡を頂きました。
ある意味不親切なのかもしれませんが、
断念された際には、
「ソリッドだから初期管理失敗すると水染み目立つようになってしまうから、
心配だな・・・」
と思っておりましたが、
聞かれれば私からも意見はさせて頂きますが、
親しいほど私から施工のお勧めをすることはありません。
私職人であって、
物売りではないですから!
この度もお忙しい中、お引取りも日時を調整頂き助かりました、ありがとうございました。
おかげで、帰省行楽ラッシュ前の平日に京都店移動できますので、大変ありがたいです。
このお車は真にオフロードカーですから、これからのカスタマイズと、遊びでの使用の仕方に興味津々です。
今は入場可能かわかりませんが、昔仲間とよく行った開発中止になったゴルフ場あるのですが、ここかなり面白く冬も夏も楽しめますから、機会があったら行きませんか。
その前に入場できるか偵察必要ですが。
無理が効く車なだけに、いける気になって無理すると、意外と華奢な部品も多いですから、壊してしまう方も多いと聞きますので、寸止めの理性は必要です。
楽しんでください。
PS:ご感想メールまで頂きありがたい限りです。
折角なので、ご紹介させて頂きます。
会員クラス | 準会員 |
---|---|
車輌クラス | クラスX-1 |
コーティング | |
磨き | |
オプション | |
施工料金 | 316、176円税込み(準会員新規施工割引―5%・代車使用無し割引―5%・ソリッド塗装割り増し磨き+10%・輸入車割り増し磨き+10%・車体形状割り増し磨き+20% 適応) |