丁度10年ほど前に施工頂きその後ご無沙汰いたしておりましたお客様ですが、
久々にご入庫頂きました!
しかし新車のご購入は5月の事ですので、
4ヶ月も経過してのご依頼なのは?
ですが、何かご事情があったのでしょうねー
お仕事は当時と同じ会社にお勤めのようですが、
10年も経つと色々私生活の状況も変化するでしょうし。
しかし、
以前ご入庫頂いた時とは、
弊社メニューの内容も価格も大きく変わっていますし、
その間に近隣にも相当数の新規出店施工店があるにも拘らず、
又弊社をお選びいただけたことはありがたい限りです!
近隣の方に限らず、
遠方の方でも弊社をリピートしてくださる方々がいらっしゃるおかげで現在がありますので、
出来る限りお客様方がお求めになるサービスやクオリティをご提供できるように努力をし続けます。
既存店舗でも新規出店の店舗でも他店舗の構造を見ていていつも疑問に思うのですが、
多くの店舗で太陽光がしっかり作業スペースに入るようになっていますが、
これどうしてこうしているのかが?
長野店は居抜き工場を購入しているため、入り口以外の壁にも窓が多くありますが、
太陽光の差込をしないように100%遮光できるカーテンで出来る限りの暗室化していますし、
工場入り口も差し掛け屋根を5m以上出す事で、
出来る限りの太陽光の進入を防いでいます!
京都店は新築ですので、
鼻から周囲の壁には窓は0にして、
工場正面は長野店より開口部が広いですし、
開口部=道路ですから太陽光が差込をしてしまうため、
シャッターを分割式にして、
作業車両正面の太陽光の差込を防げるようにしています。
どちらの工場も当然作業中に外気遮断が出来るようスチールシャッター内側には、
電動カーテンシャッターを付け埃の進入や湿度気温変化をしないように作られています!
そもそも自然光が差し込む環境では、
幾ら塗装状態や傷を見るための専用のライティングを施しても、
光の周波数が入り乱れてしまう事で状態確認は難しくなります・・・
確かに光熱費は節約できますし、
素人目には明るい工場に感じるでしょうが。
極少数ですが、
磨きブースを完全暗室化している店舗もあるようですが、
磨きをきちんと行おうと言う姿勢を持つなら、
まずは作業環境自体が磨きに適した造りになっていることは、
腕云々の前の話です!
施工店さんで磨き屋を謳いながら太陽光の遮光に無頓着な造りでしたら、
それではコーティング屋さんの域ですし、
外気遮断や空調管理できていなければ、
洗車屋さん若しくはGSレベルと考えたほうがいいでしょう・・・
どのレベルのクオリティーを求められるのか?
何を主目的として施工をなさるのか?
をはっきりさせて、ご自身が求めるものを施工するためには、どのような店舗構造が必要なのか?
を考えながら、
店舗探しをするのも大事かも知れません!
都市部では夏季の室温・湿度が以上に上がりますから、
夏季の温度(25℃以下)・湿度(60%以下)管理がちゃんと出来ているか?
寒冷地では冬季氷点下まで下がりますから、
冬季温度が日中(15℃以上)だけでなく夜間(5℃以上)も管理がちゃんと出来ているか?
きちんと製膜したコーティングを施工するためには以上のことが必要不可欠ですから、
来店された時気温計や湿度計確認してみるのも必須です!
そもそも気温・湿度計すらないようでは論外です・・・
この時期なのに何故にスタッドレスタイヤを履いているのか?
と思いきや、
このトレイルホークはオールシーズンタイヤ標準装着だそうです。
が、何のため?
見た感じタイヤのオフロード性は左程高そうでも無いですし・・・
確かに都市部とかでの湿った時々の降雪くらいならしのげるでしょうが、
冬用タイヤ装着規制時にはアウトです・・・
プラスチックチェーン携行併用を前提なら、
都市部の方なら冬季のちょっとした遠乗り位ならOKですかね!
セレクテレインなる走行モードの切り替えな可能な装置がこのトレイルホークには装備されていますが、
確かに走行シーンに応じて、必要なトルク配分や空転制御を、
モード選択すれば自動で行ってくれるので、
走破性は上がりますが、
スポーツカーのトラクションコントロールと同じで、
制御を過信して行き過ぎてしまうと、
所詮はコンピュータの、
プログラム範囲内しか制御はされませんから、
気が付いたら取り返しの付かないところまで行ってしまった・・・
なんて事も置きえる両刃の剣?
私も今まで多くのオフロード4駆乗り継ぎましたし、現在所有するレンジローバー2も4駆システムは総てアナログで機械的自動制御はありませんが、
だからこそ工夫して走破する事に楽しさがあると思うのですよ!
その中で培われた経験や技術は、
もしもの時にはコンピューターよりも上を行くと思います。
価格的に400万円弱と言う事を考慮して内装を見ると、
一寸チープ過ぎの様な・・・
とは言え、もともとアメ車ましてやSUVとなると、日本車や欧州車とは、
相当方向性が異なるため、
これは仕方ない事ではあります。
但し逆に、
無駄な装備や装飾にお金を掛けていない分、
必要な機能は十分でしょう!
このトレイルホークは下位モデルに対して、
30PSもパワー出てますし。
但し不安なのは、
根本的にFFベースで作られた4駆トランスファーシステムですので、
後輪への駆動伝達距離が長くなるため、
構造強度的に無理がかかりすぎた時にどうなのか?
伝統的にジープは、
プロペラシャフト系の脆弱さは継続しているそうですから・・・
ボンネット中央部にはマッドフィルムが貼られていますが、これに何か実用的意味があるのか?
ただのデザインなのか?
多分意味は無いでしょうねー
幾らメーカー純正フィルムと言えどもラッピングフィルムには違いないですから、
ブラックマッドですから紫外線吸収率は高いですので、
恐らく数年すると結構意匠性は低下すると思われます・・・
グラナイトクリスタル C/Cと言うボディ色ですが、所謂濃色車の範囲に入りますけれど、
コーティング未施工で完全露天駐車で4ヶ月経過していますから、
それなりのダメージを受けてしまっています・・・
一番目に付いたのは、
虫糞と思われる酸化痕・・・
後はイオンデポジットクレーターですが、
これはそうは言ってもまだ初期症状ですので、
磨きのコース如何によっては除去は可能です!
それと大きな鉄粉の食い込み、
職場に大きな炉がありますからどうしても駐車中に付着してしまうでしょう・・・
そのせいか、
深い線傷もありますが、
今となっては納車時にあったものなのか?
洗車で付けてしまったのか?
は判りません。
現状である程度の改善をきすのであれば、
新車向けの01磨きコースでは残念ながら無理な状態です・・・
少なくとも02磨きコース、
ダメージの完全除去には03磨きコースが必要です!
が、
いかにせよご予算がタイトすぎ“01スタンダード・ソフト磨きコース”が、
精一杯です・・・
納車直後に御入庫いただけていれば!
とは思ってしまいますが、色々ご事情もおありでしょうから、
仕方ないです・・・
偶にあーあと思うお客様いらっしゃいますが、
ディーラー施工では・・・
かといってコーティングが必要なのか?
必要としてもどこでどのレベルをやればいいものか?
等と悩まれているうちに、
ダメージが出来てしまってから焦って施工・・・
このパターン一番最悪です・・・
高額な出費になるか?
意匠性改善を妥協するか?
になってしまいますから、新車納車時にコーティングの施工の是非で悩まれるようでしたら、
取り敢えずはクリスタルキーパーだけでも施工しておきましょう!
仮に不満足だったとしても、
2万円以下の出費で済みますし、
これでも十分と感じるかもしれませんし、
一応コーティングで保護膜形成されますから、
未施工よりはダメージを受ける事は回避できるでしょう!
その後に今後どうするかを考えてみるのも良いのでは?
先日も問い合わせ頂いて、
えっと思いましたけれど、
近々で新車が納車されコーティングを施工されたいとの事でしたが、
御予算をお聞きしてみると、
「5万円までですかね!」
しかもTELの雰囲気からして、
弊社HPの価格表を見ながらおっしゃっているようですが、
それで何故そのご予算なのかが?
ご予算的にはまさにキーパーコーティングのダイヤモンドキーパーにはまります!
このお客様多分初めてコーティングを検討されているのではと推察いたしますが、
具体的・専門的なことが殆んど理解できていないようでしたら、
下手にプロ店に依頼されるより、
簡易施工で色々の意味で取り返しが付くキーパーコーティングをまず試されるのが無難でしょう!
但し、
「他店での施工が失敗だった・・・」
と言って弊社での再施工は、
他店コーティング施工車両への再施工はお断りいたす場合があります・・・
施工されている店舗や施工されているコーティング剤により、
判断させて頂きますが、
過去症例でもいざ再施工を行ってみると、
とんでもない事が隠されていたり露出してきたりと言う事がありますので、
トラブルを避けるための選択として、
ご理解ください。
既存施工が、磨きを伴わないキーパーレベルやディーラー施工レベルでしたら、
恐らく問題なく再施工お受けできます!
納車から現在まで基本的には洗車は洗車機だったそうですが、
相当の洗車スクラッチ入っていますし、
中には完全な線傷レベルのものまであります・・・
どこの洗車機をお使いかお聞きしてみると、弊社では、
「そこの洗車機だけは避けて・・・」
と言っているGSでした・・・
その事をお伝えすると、
「だけど一番最新の良い洗車機だそうですよ!」
との事でしたが、
農村地帯でセルフ管理の洗車機では、
幾ら機械が良くてもブラシ(布)等にゴミや泥付いたまま洗われれば、
洗車機自体の良否の問題ではなくなってしまいます・・・
多分弊社近隣市町村の中でも一番洗車機として人気があるでしょう!
休日などは長蛇の列出来ています。
何故?
安いから!
管理しないから、
人手経費かからないからでしょ・・・
この選択も、
“安物買いの銭失い”ですねー
やはり01スタンダード・ソフト磨きコースでは既に、
取りきれない傷ありました・・・
基本的には、
洗車機で入るスクラッチ傷は十分に除去可能なのですが、
上記しましたようにブラシ(布)ではなく其処に付着したゴミ・砂等で摩擦回転されてしまうと、
手洗い洗車でゴミを引きずってつけた傷のような深さの傷が入ってしまいます。
そのような深い線傷の、
洗車機と手洗いの差は傷の長さで判断できます!
洗車機ですと長さは短いですが密に入ってしまいます・・・
ここにも磨き取れない深い線傷が、
20cm以上の長さで残ってしまいましたが、
これは洗車機の回転方向とは違い斜め45度度付いていますから、
別の理由で付いた傷でしょう・・・
この傷以外にも同程度の傷は側面に数本ありましたが、
仮にこれらの傷が納車後に付いたものだとすれば、
コーティングをしてあったとしても傷は入りますが、
ここまで深く塗装に切り込みは入らずに済んでいたでしょう!
これも今となっては、
“後の祭り”ですが・・・
本当に新車なのに残念です・・・
私生涯で自分の専用として買った新車は僅か4台しかありませんが、
内1台はオフロードラリー用に買っていますから、程度など気にも留めていませんでしたが、それ以外の車に関しては、
「其処まで大事にする?」
と周囲から言われるくらい、
几帳面or神経質に管理していました!
どの車も初めの2~3年は年間2,000kmくらいしか乗らなかったですね!
ですが、オフロードラリー用の車に関しては、
納車直後からコースへ山へと泥だらけのヤブッカキし放題でした・・・
ですが、
決して適当な管理をしていたわけではなく、
こまめにキッチリコーティング&磨きはしてありましたから、
使用のハードさとソリッドブラックでありながらもオフロード仲間(同業者も含め)からは、
「何でいつもそんなに綺麗なの?」
と言われていましたから、
結局はオーナーがどれだけ気と手間を使ってあげられるか?
ですね。
所詮車は消耗品であり使用に従い痛むのは必然ですが、
多くのオーナー様は少しでも綺麗を持続できたら!
と思われるのは当たり前ですが、
それを実現するためには、
多少の費用と手間が必要なのは必然です。
それらも嫌であるならば、
乗りっぱなしでも気にならないような車を買ったほうが、
気もお財布も楽でしょう!
CHRYSLER クライスラー Jeep ジープ レネゲード
トレイルホーク(BU13)磨き&ガラスコーティング施工終了
オーナー様の使用目的選ばれた理由まではお聞きしていませんが、
意外やSUV的外観でありながら下手をするとラングラーよりも走破性能上だったりして!
ホイルベース短いですしデパーチャーアングル結構深いですから、
結構ジムニー的使用できるかも?
見たいな面白さあります!
これでもう一寸大径タイヤのマッドタイプ履かせてやれば、
“羊の皮をまとった甲斐犬”並みの行動力あるかも?
以前施工頂いている時とは格段に弊社価格帯上がってしまっておりますので、
当然のこととしてご予算的には非常に制限がありますから、
その中で如何に露天駐車であることも考慮して最善のガラスコーティングを選択するか?
ですが、
これが一番難しく、
弊社のラインナップ上総合的コーティング性能は価格に比例してしまいます・・・
但し、
弊社ガラスコーティングの基本はノーメンテナンスを前提にしていますので、
DIY若しくはご依頼メンテナンスを行う前提であれば、
選択のしかたも変わってきます。
そこで一番適当と思われたのが、
“G’ZOXハイドロフィニッシュ”ガラスコーティングです!
弊社のコーティングランク的にはスタンダードクラストップに位置していますが、
実際のガラスコーティングの性能的にはその上のプレミアムクラススタンダードと同等と言えます。
では何故敢えて低いランクにラインナップしているかと言うと、
このコーティングの売りでもあり且つデメリットでもある定期メンテナンスが必要な事です。
使用頻度・保管状況にもよりますが、
最低でも半年に一度のメンテナンス剤の塗りこみにより、
機能である疎水・滑水性能を維持できるようになります!
そのメンテナンスは、
基本的には専用のメンテナンスBOXを別途ご購入頂きDIYで行って頂く前提です。
つまりコーティング施工とは別に、
メンテナンスBOXの購入費用とDIYでの手間が必要となります・・・
そのため弊社では敢えてラインナップランクを1ランク下げています。
それともう一つの選択の大きな要因は、
露天駐車車両では今は必須となっている、
レジントップコート・コクーンの施工の必要がありません!
と言うのは、
上記しているDIYメンテナンス剤は施工時のトップコートとしても施工され、
正にレジン剤の役目も果たしてくれるのです。
よって追加のオプション施工費が要らない!
但し弊社のお客様は他店に比べると年齢層が高いですので、
「DIYは大変だし、面倒臭いから、ノーメンテナンスの方が良い!」
と言われる方が多いですが、
慣れれば30分ほどで完了できますので、
左程ではありません!
但し、
細かなスクラッチ傷を気になされる方ですと、
メンテナンス作業を屋外で行う環境でしたら、
スクラッチ傷を入れてしまうリスクは相当高いのも事実ですが・・・
まー考え方捉え方ですかねー
本当に久々のご利用を頂きまして、ありがとうございました。
前記して来ていますように、本当であれば納車直後に御入庫いただけていれば、今回以上のクオリティーの確保も可能だった事は、非常に残念でなりません。
とは言えども、できる限りのリセットには挑んであります。
外部全周に未塗装樹脂パーツで覆われていますが、既に樹脂劣化自体も起きてきていますので、今回ボディコーティングは樹脂パーツ施工不可ですのから、専用のガラスコーティングは施工してはありますが、オプションメニューにある樹脂クリアー程の耐久防御性能はありませんから、頃合を見てDIYにて未塗装樹脂もコーティングしてください。
但し、メンテナンス剤は未塗装樹脂には使用不可ですので、くれぐれもご注意ください。
今回未塗装樹脂に弊社で施工いたしているガラスコーティング剤は、量販店でもソフト99ブランドで売られておりますが、このお車の範囲を施工するとなると相当の価格になってしまいます。
使い切ってしまわれましたら、再度お分けする事も可能ですので、必要なようでしたらお声掛けください。
初の輸入車で、きっと今回も長くお乗りになられるでしょうから、頑張って良い管理をして下さい。
期待しています。
車輌クラス | クラスL |
---|---|
コーティング | |
磨き | |
物販 | G’ZOXハイドロフィニッシュ専用メンテナンスBOX G’ZOXナノハード(業務用=未塗装樹脂専用ガラスコーティング) |
施工料金 | 168,760円税込み(代車使用無し割引き―5%・輸入車割り増し磨き+10%・濃色車割り増し磨き+10%・波板形状ルーフ割り増し磨き+10% 適応・物販含む) |