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Tesla テスラ モデル3 デュアルモーターAWDロングレンジ(ZAA-3L23)オプション施工終了

Tesla テスラ モデル3 デュアルモーターAWD(ZAA-3L23)

オプション施工終了

京都府内のご新規のお客様です!

ご自身で市販のホイル用コーティング剤をお求めになりDIY施工されて失敗されてしまったそうです・・・

と言う事で弊社に補修のご依頼です!

 

弊社では他店様クレーム施工補修は受け付けて要りませんが、

DIYでのものは状況にもよりますが、

対応いたします

今回は、コーティング剤を塗りこみされて、

野暮用で2時間ほど直射日光化で放置してしまい、

厚塗りしていたため硬化斑が出来てしまわれました・・・

 

現車確認してもそれほど極端に酷いと言うほどではないでしたが、

オーナー様は、

「まだ納車直後ですので気になる・・・ 」

との事で、

それなりの出費にはなりますが補修することに決められたそうです。

 

Tesla テスラ モデル3 デュアルモーターAWD(ZAA-3L23)

ホワイトレザー!

ここまで真にホワイトのレザーは珍しいです!

ベントレーとフェラーリくらいでしか見たことはありません。

 

汚れを考えると私ではとても選択肢には入れれません・・・

汗かいてジーンズで乗ったら一発OUTですね。

これは事前にレザーコーティングをしておくか、

定期的クリーニングは欠かせません。

 

それでも、

ステッチの汚れや、

使い込んできてレザーに皺が付き始めてくると、

結構やつれ感は出てきてしまうでしょう・・・

 

Tesla テスラ モデル3 デュアルモーターAWD(ZAA-3L23)

既存コーティング剥離→ガラスコーティング施工終了

DIYで施工されたホイル用コーティング剤は、

完全有機のシリコーンオリゴマーとのことですので、

コーティング剤と言うより樹脂ですから接着剤に近いかも?

 

塗りこみしただけで自然硬化してしまっていますので、

表面はかなりのざらつき感があります・・・

恐らく溶剤自体にかなりの粘度もあったと思われ、

厚く硬化してしまっているところはかなりの厚みがあるようです。

 

今回特殊ポリッシャーを使用して磨き落とすか?

コーティング剥離剤を使用して溶かして除去するか?

で悩みましたが、

エッジやくぼみ部分に大量に硬化してしまっているため、

ポリッシャーを使用しての除去はクリア剥離のリスクが高まりますので止めて、

コーティング剥離剤を塗りこんで溶かして除去する方法といたしました。

 

4~5回塗りこんでは解けた分を擦り取り脱脂して確認という作業を繰り返しましたが、

あまりにも厚く硬化した部分の一部は除去しきれませんでした・・・

その後弊社のホイル専用無機ポリシザランを4回塗りこみを行いましたが、

その際にも多少は解けて除去できた部分もあり、

最後に親水促進剤であるアクアミカを塗りこみ、

拭き上げして❝ホイルガラスコーティング❞終了です!

 

まだ残ってしまっているシリコーンオリゴマー膜の下に有機ポリシザランは浸透製膜しているはずですので、

硬化ガラス膜の上に接着剤がついてしまっている状態に近いですから、

今後ご使用いただく中での紫外線劣化や摩擦により、

いずれは自然除去はされると思われます!

 

今回の起きた事態の問題点は、

第一にはDIY施工をされようと思ったことですが、

それに輪をかけて、

施行環境が整っていない・・・

取扱説明書の施工方法を遵守しなかった・・・

となりますが、

大抵のDIY施工ではこのような状態での施工になってしまうようです。

そもそも素人ですから、

商品知識・施工熟練・科学知識低いですから、

PRO用の物に比べ低リスクにはしているとはいえ、

リスクは結構あります・・・

 

よくメーカー系の担当者と話をしていて出る話に、

エンドユーザーからのDIY施工クレームとして、

「説明書にある使用範囲まで材料が足りなくて施工できない・・・」

「説明書のような意匠性にならない・・・」

等が多いそうですが、

往々にして規定量より多く使いすぎる傾向が目立ちます・・・

 

塗カスレが出るようではだめですが、

多く塗りこんでも何のメリットにはなりませんし、

拭き上げ切れずに斑になる原因にしかなりません・・・

上手い施工者ほど材料消費は少ないです!

 

 

この度は、弊社に施工ご依頼頂きまして、ありがとうございました。

今回の事でDIYには懲りられたとの事でしたが、興味本位や節約を狙ってのDIY施工は今後は極力避けられた方が、無駄な出費は避けられると思いますので、重々ご注意ください。

お仕事も現在殆どテレワークとの事で、逆に監視体制がきついとの事でしたが、まだまだ出口の見えないコロナ禍真っただ中ですけれど、これがワークスタイルの当たり前の姿になりやもしれませんから、順応していくしかないですね。

今後も何かお困りのことがございましたら、お気軽にご相談ください。


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