京都市内のご新規のお客様ですが、

中古車を購入されたとのことでオプション施工の、

❝車内丸洗いクリーニング❞をご依頼をいただきました！

今までであれば、

このようなオプション施工単発のご依頼はお受けしておりませんでしたが、

長野店の水害事故により基本的には長野店は月１台施工に規模縮小し、

主体を京都店に移すこととなりましたので、

その準備もありますから、今回はその予行演習的に施工をお引き受けしたわけです。

ここまではよかったのですが、ご予約をお受けして施工に至る段階において、

「作業はきれいな作業着に着替えてほしい！」

「使用する機械はきれいなのか？」

等、過去お客様から聞かれたことのない質問や要求には、

かなり神経質な方なのだろう？

とは感じていましたが、実際お越しになってのお話も、

「他の車内クリーニングを多く扱っているところでは、

嘔吐クリーニングなども行っている可能性が高いので、

そういうところは避けたかった！」

とのお話もありましたが、実際どうなのでしょう、他店さんはやられているのか？

弊社も含め私の知り合いのお店ではどこもお受けはしていません。

長野店ではめったに嘔吐クリーニングのお話はありませんが、

京都での問い合わせはかなり多いです・・・

なぜお受けしないか？

嘔吐物は通常でも感染のリスクが高いです・・・

ましてやこの作業となると、

相当の覚悟が必要となりますが、

そうなるとコロナ病棟並みの感染対策必要となりますから、

そこまでして施工はできません。

但し、

道具がきれいか新しいかとか、

作業着がきれいか？

までこだわられてしまうと、

当然前に施工した車の汚れを移さないような使用機材のクリーニングはしていますし、

整備工場ではないですから作業着も汚れ移りするようなものは着ていません、

ここまで拘れられてしまうと、

ご自身で行った方が良いでしょう！

となります。

新品リンサー

今回幸いだったのは、

車内丸洗いクリーニングでメインで使用するリンサーが新品未使用品でした！

これも施工主体を京都店に移行するため購入したばかりでした。

基本的には長野店で使用しているアメリカ製のリンサーと同じですが、

バージョンアップ？

マイナーチェンジ？

なのか、いろいろ細部に違いがあり、

正直慣れないせいか使いずらい・・・

一番戸惑ったのが、

吹き付ける熱湯量の調整ダイヤルがなくON・OFFしかできず、

従前のやり方だとかなり室内が濡れてしまいます・・・

これも作業しながら洗い作業とバキューム作業を分けて行うことで解決はしましたが、

旧タイプの方が作業はしやすい！

但し、汚れ落とし能力は熱湯噴射量が多いのでこちらの方が上でしょう。

一見すればきれいに見えた車内も、

いざリンサークリーニングしてみるとこの通り茶色い汚れた水に代わります・・・

所詮中古車ですからこんなものでしょう。

これを気にさされるのなら新車買うべき！

となってしまいます。

リンサーが使用可能な範囲は限られますので、

それ以外の車内は特殊なイオン洗剤を使用して手作業でクリーニングしていきます！

このイオン洗剤は、

某大手病院でも採用されている界面活性剤無しの洗剤で、

イオンの力で汚れを分解し数日のちにはイオン自体が自然分解して消滅します。

つまり通常の洗剤のような成分残留がない、

つまり安全！

車内丸洗いクリーニング終了

SUBARU　スバル　インプレッサスポーツ２．０L（３BA-GT６）

車内丸洗いクリーニング終了

イオン洗剤クリーニング作業時、

ダッシュボードのシボがきつく且つかなり滑り性が悪いために、

拭き上げ時クロスの糸くずが少々ダッシュボードに残ってしまい、

ほかのクロスでも拭いてみましたが完全には取れず、

京都店ではほとんど車内丸洗いクリーニングは行っていなかったため、

車内用ブラシも用意がなかったため、

お引き取り時にオーナー様にもご説明させていただき、

お手数ですが消しゴム掃き用などの刷毛で除去をお願いしてご納得いただけたと思っていたら、

翌日朝にクレームのTELが・・・

確かに、

作業で出たクロス糸くずが残っていたのは事実ですが、

お伝えもしましたし、その場完全に除去してとも言われずお帰りなり後日その事を取りざたされ、

作業自体がきちんとなされていたかまで疑われ始めてしまわれ、

こうなると証明の仕様はありませんから、

「ご納得いただけけ無いようなら、施工費全額返金させてください。」

と、ご提案しましたが、

これも拒絶なされるし、

どうしろというのかが？

そもそも弊社で糸くず除去用のブラシを用意していなかったのが原因ですので、

悪いのは弊社ですので返金はさせていただくことは異存ないのですが、

それは求められず作業の内容を疑われ高速移動中に小一時間も結論のないお話をされても、

どう対処を望まれているかが？

でほとほと困り果てました・・・

弊社商売としてこの仕事はしていますが、

この業種で会社存続や私自身の給料を賄っているわけではなく、

あくまで私の趣味の延長線上での仕事としてやらせていただいていますから、

他店よりは仕事は丁寧である意味採算無視の部分もあります。

ですので、

ご納得いただけない場合には施工費全額返金はいくらでもさせていただきます！

但し、

明らかに狙ったクレームみたいな詐欺性がある場合は、

即座保険会社ｏｒ弁護士介入や、

悪質な場合は警察への通報も致します。

この姿勢客商売としてはどうなの？

と感じられる方も多くいらっしゃるかもしれませんが、

これが弊社の創業以来の車＆建築＆通販事業部のスタンスですので、

ご不信・ご納得いかないお客様は他店様にご依頼ください！

この度はご迷惑をおかけしてしまい、申し訳ございませんでした。

但し、ご納得いただけけない事は、その場できちんとご指摘いただき、ご希望される対処方法をご指示いただかないと、後日同じ事での苦情ｏｒ質問はクレーマーとしか受け取れなくなってしまいます。

ご自身の拘りや高い施行レベルを望まれるのは、だれしも同じであると思いますが、そこをどう施工店に伝えるかの手法で、施工店の判断は明暗が分かれてしまいます。

良い事ではないとも思いますが、１０年以上のお付き合いあるVIPのお客さまであっても、特にコロナ禍以降ストレスからなのか今まで言われなかったようなことを口に出され、悪意の無い事は理解できても、聞く側からはいわれのないバッシング＝クレームと感じてしまい、以降のお取引をお断りさせていただいたお客様も複数いらっしゃいますので、施工店さんでプライドを持って施行なされているようなところほど、今回の様に綺麗な服装でとか、説明いたしていることを後日蒸し返したりは、ご自身のカーライフのお手伝いをしてくださる間口をご自身で閉めることになると思います。

納得できないことは、その場ではっきり言い、余計な注文みたいな事は言わない方が良いでしょう。

老婆心の、余計な意見かも知れませんが、余りの神経質さは危険ですし、施工店を信頼していない表現にもなってしまいます。