Mercedes-Benz メルセデスベンツ S400HYBRID エクスクルーシブ AMGスポーツパッケージ(222057)磨き&ガラスコーティング&オプション施工終了
2021.11.28メルセデスベンツ
今年夏にオプション施工で、
メタルクリーニング(メッキモール磨き&ガラスコーティング)を、
施工させていただいた京都市内のお客様ですが、
此処で外装部品を後期型に交換が終了されたとの事で、
ボディ本体の施行のご依頼を頂きました!
されど、
交換された直後にオーナー様の不注意で既にリアバンパー底部を擦られてしまわれました・・・
かく言う私も、
高尾パークウェイにアングリアで走りに行く際、
道を間違え住宅街に迷い込みバックする際、
サイドミラーを確認せずにバックして電柱にぶつけてしまいました・・・
なんか集中力にかけている時にはろくなことは起こりませんねー
高齢になり集中力が欠如してきているともいえるかも?
今回オプション施工として、
❝車内丸洗いクリーニング❞も御依頼いただきました!
更には、
「❝車内光触媒コーティング❞もやりたい!」
とのご希望でしたが、
思ったよりもボディの傷の状態が芳しくなく、
磨きに予算が割かれてしまったため、
当初予算を大幅にオーバーしてしまうため、
車内全体を行うのではなく、
エアコン吹き出し口にのみ行う事といたしました!
弊社が使用する光触媒は、
可視光反応型+銀イオンタイプですので、
エアコンダクト内の様に光が入らない部分でも、
銀イオンの暗所効果で、
ダクト内の細菌・バクテリア・ウイルス等を死滅させますので、
エアコンダクト内が清浄になることにより、
不快臭はかなり抑えられるようになります!
これでも不足の際には、
エアコンフィルターの交換やエバポレーターの分解洗浄が必要となります。
車内丸洗クリーニングでは、
事前に専用洗剤をスプレーしたところに、
リンサーと言う熱湯を噴射しつつバキュームで吸い上げる機械を使用して、
分解された汚れと洗剤を除去していきます!
但しリンサーの使用できない部分もありますので、
このような部分は特殊なイオン洗剤を吹きかけクロスで拭き上げて行きます。
この車の場合レザーシートで多くの部分にレザーが使われていますので、
そのようなレザー部分は最後に❝マッドクリーム❞と言う、
レザーの保湿&すべり止め&艶押さえを兼ねるクリームを塗り込んで終了です!
お引取りに来られた際、
↑のリンサーが吸い出した水をお見せしたところ、
「こんなに汚れていたんだ・・・」
「やっとこれで前オーナーからの引きずりが解消して良かった!」
との事でしたが、新車ではない限り、パッと見には綺麗に見えても、
使用過程車ならこのくらいは汚れています・・・
ボディの状態から推察すると、
相当量鉄粉が附着していると思われましたが、
いざ❝鉄粉クリーニング❞を行ってみると、
溶けだした鉄粉は意外や少なかったです!
これは恐らく洗車はほぼ洗車機だそうですので、洗車頻度も高いですから、
軽度の付着をした鉄粉は洗車機の摩擦により結構除去されていたのでは?
と思われます。
多くの車好きの方は、
洗車機は車が傷む・・・
傷が入る・・・
とマイナス的にとらえがちですが、
今の最新の洗車機は深い傷など入れませんから、
手洗で入れる傷のリスクよりは実際にはましです!
特に、
高硬度のガラスコーティングを施工してあれば、
スクラッチ傷すらそんなに入りませんから。
以前のオーナーが露天駐車だったらしく、
又管理も荒っぽく大事にされていなかったようで、
傷も多く状態はかなりはハードな状態です・・・
当初は02スタンダード・ソフト磨きコースの予定でしたけれど、
オーナー様が、
「どうせ施行するのだから、予算はオーバーしても少しでも傷残りを少なくしたい!」
との事で、
❝03スタンダード磨きコース❞といたしました!
とは言え、
03スタンダード磨きコ-スの研磨膜厚は10μですので、
これより深いダメージは残ってしまいますが、
スクラッチ以外の深いダメージでも1/100くらいにはなるでしょう!
こちらは右側面ですが、
左側面は全体が再塗装されてしまっていますけれど、
ウインドウモールなどは外さずに、
所謂止め吹きされていますので、
今後塗装剥離の危険性は有ります・・・
何故にこのクラスの車でそんなせこい修理をしたのか?
まさか車輛保険入っていなかったとか・・・
塗装の仕上がり自体は悪くなく、
色合わせもほぼ完全ですので、
余計にもったいないですねー
その当時前オーナーは磨きを行っているようですが、
↑の写真の傷の半分くらいはその時のポリッシャー傷です・・・
いまだにこんな磨きをしている業者がいるのですね。
とは言え、
この状態では流石にクレームになってしまいますから、
傷隠蔽コンパウンドかブラックコンパウンドを使用して傷隠したのでしょう・・・
そうすれば数カ月はポリッシャー傷隠蔽できますから、
その間に徐々に洗車でも傷が入っていって、
不良施工であった証拠は立証されなくなりますから・・・
多分現時点でも、
濃色車の施行においてはこの手の方法を使っている業者は半数位はいるでしょうねー
中にはコーティング時にポリエステル樹脂が含まれていて、
コーティング剤自体で隠蔽する物もあります・・・
キーパーコーティングもシリコン含まれていますから、
こういう効果あるでしょうねー
03磨きコースですので、
ファーストポリッシュはロングウールバフをシングルポリッシャーでかけますが、
多くの場合ここでポリッシャー傷を入れてしまい、
以降の磨き工程でその処理に苦労することになりますが、
弊社ではこの時点で、
殆どポリッシャー傷が入ることはありません!
別段特殊なコンパウンドやバフやポリッシャーを使用している訳ではありません(特注ではありますが)が、
何故ポリッシャー傷を入れずに磨けるかは、
これらの組み合わせチョイスと、プレス角度プレス圧回転速度の適性を調整しているからです。
単純に塗装面に熱を入れてしまうような磨き方は、
塗装面が柔らかくなりますから傷は入りやすくなります・・・
しつこく磨いたり、
力を入れて磨くようなレベルでは素人みたいなものです。
肝はいかに磨きを軽くして塗装面温度を上げづに磨き上げられるか!
ですが、
今まで見てきた施行者の殆どは、
力業で傷を除去しようとしますから、
ドツボに嵌っていきます・・・
目立つ傷は大何処処理できましたが、
トップに多くあったイオンデポジットクレーターと酸化痕は、
少なくなったり目立ちにくくはなりましたが、
予想通り完全除去には至りませんでした・・・
ダメージ初期の段階で早めに処理をしていればこのような事にはなりませんが、
多くの場合そのまま放置をしてしまいますから、
その受けたダメージが成長したりダメージの呼び水となってしまう事で、
深刻な状態になってしまいます。
地方と違い保管状況が完全車庫保管の方は都市部では少ないですし、
自宅での流水使用の洗車環境も無い方が多いですので、
地方に比べると使用経過で車を傷めていってしまうのは必然と言えます・・・
とは言え、
地方は地方で、
花粉や樹液や虫糞や浮遊鉄粉など違うリスク要因も増しますけれど。
ですので、
環境や管理の仕方に合わせた適正な管理をしていくことが重要です!
Mercedes-Benz メルセデスベンツ S400HYBRID エクスクルーシブ AMGスポーツパッケージ(222057)
磨き&ガラスコーティング&オプション施工終了
今回はかなりヘトヘトです・・・
施行中に他の予定もあったり、色々な打ち合わせもあり、
1日の作業が終わるとぐったりでした。
体力的にも精神的にもストレスに対しての抵抗力の低下は否めませんので、
来年からは更に施工量を減らさないと無理ですね・・・
それと大型ミニバンも、
体力的に無理になってきていますので、
基本的には既存のお客様以外は施行はお受けしないようにします。
「従業員入れて育てれば!」
と多くの方に言われますが、
クレーム対応で精神的ストレスと金銭的負担が増えるのは嫌ですので、
人は雇いません。
出来うる分だけ、
欲をかかずです!
今回車格が車格だけに、
磨きのランクを優先したため、
コーティング予算は限りがありますので、
久々に親水性の❝マーベラスフィニッシュ・スノーガード❞といたしました!
数年前までは長野店では断トツの施工台数でしたが、
弊社ラインナップにブリリアントシリーズ(疎水・滑水)が加わったことと、
洗車機洗車のお客様が増えたことで、
「洗車機でもスクラッチ傷が入りずらく、且つ耐久性の高いものを!」
というご要望が増え、
急激に施工依頼が減りましたが、
基本性能がしっかりしたブレの無い親水性ガラスコーティングですので、
弊社発行施工証明書上は基本耐久3年となっておりますが、
基本管理が丁寧に行われていれば、
過去実績では5年性能維持されたお客様もいらっしゃいます!
何故か京都と言うか関西圏ではいまだ撥水コーティングやWAX需要が高いようですが、
降雨時の水弾きの見た目は良いかもしれませんが、
車にとっては❝百害あって一利なし❞です・・・
施行者側は本来プロですから、
各々お客様の駐車条件や管理方法又車両特徴等を考慮して、
最良のコーティングを提案しご説明をするべきなのですが、
単に売りやすいものを売るとか、より高価格であったり、利益率の良いものであったり、施工性の良いものなど、
施工店メリットを優先しているのでしょうねー
今回水染みの出来ずらい親水性ガラスコーティングではありますが、
施行直後の完全硬化前の管理リスクは特に濃色車ですから高くなりますので、
❝レジントップコート・コクーン❞の施行も致しました!
このレジンについても、
やはり関西エリアではほぼ施行している店舗が無いようですが、
関東では、
必要性に気づかれて施工推奨するお店や希望されるオーナー様が増えてきています。
一部には、
「遠赤外線ヒーターで焼き付けすれば、初期効果速度が速まるから、
初期成膜リスクは無くなる!」
と主張される施工店やコーティングメーカーもありますが、私の持論では、
強制圧縮硬化をさせることで確かに艶が上がったり施行直後の傷入れや水濡れリスクは減少するでしょうが、
別のデメリットが出てしまうと考えておりますので、
やはりレジンは必用と考えております!
この度は、年末でお忙しい中ご予定を合わせて御入庫頂き、ありがとうございました。
これで御希望されるお車のイメージにほぼ到達できたとの事で、これからはいかにこの状態を保つかとなりますので、運転も然りですが、管理の仕方も改善していきましょう。
拝見させていただいたケミカル等は、結局は殆どがリスク商品でしたので、今後はこのような商品が必要となられた際には、一度ご連絡を頂ければ、私が大丈夫と思われる商品をご案内いたします。
ご説明いたしましたように、量販店やエンド用に販売されているケミカルの殆どは、必要とされる性能は持っていませんので、宣伝文言に惑わされないようにご注意ください。
今の状態がより長く保たれることを願っております。
会員クラス | 既存非会員 |
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車輌クラス | クラスX-1 |
コーティング | |
磨き | |
オプション | |
施工料金 | 350,842円税込み(代車使用無し割引-5%・輸入車割り増し磨き+10%・濃色車割り増しランク1磨き+20% 適応) |