ご新規の今年初となる女性のお客様です!
初めてご連絡を頂いたのは3ヶ月ほど前なのですが、なかなかスムーズにご連絡もなく、
メールのやり取りも返信に数週間のブランクが生じたりで、
なかなか予約日程の調整がつきかね此処まで来てしまいました・・・
オーナー様が女性なので、
その間の3ヶ月の管理状態に不安がありましたが、
現車拝見して見てその不安は現実のものとなってしまいました。
お聞きすると旦那様は弊社の建築事業部も過去お取引のあった、
住友不動産の新築そっくりさんの大工さんだそうです。
弊社では、
新築そっくりさんが立ち上がり始めたころ10年程お付き合いさせて頂きましたが、
当時の松本支店長さんが本社勤務に代わられたタイミングで撤退いたしました・・・
現在大工さんの景気は殆どどん底と言える状態が、
業界全体で9割方と言えるでしょう・・・
弊社の取引先のA社、
20年ほど前は年収1.000万が当たり前でしたが、
今ではせいぜい300万円にまで落ちています。
ところがB社では、
以前と変らず稼ぐ大工さんんは1.000万円をキープし続けています!
この差は、
大工さん自身の技術力の差で、
所謂プレハブ系メーカーの大工さんは低賃金・・
高給注文住宅系メーカーの大工さんは、
高技術が必要ですので今でも高賃金です!
新築そっくりさんは基本リフォームですが、
大掛りなものではジャッキアップして基礎を新設して、
躯体も骨組みだけ残してほぼ新築みたいになりますから、
かなりの高技術と知識が必要とされますから、
多分高収入をキープできていることでしょう。
然し今回施行者としてではなく、施主の立場で初めて新築に臨んでいますが、
プレハブでは敷地条件と言うか建築形状で対応不可、
軽量鉄骨・重量鉄骨・RCでは予算的に不可・・・
残るはSE工法なる重量木造による高級注文住宅となりましたが、
京都と言う土地柄か?
見積もり書の工賃が長野県に比べると異常に高い・・・
しかも長野県ではある程度の規模の工務店であれば部材は殆ど工務店仕入れですので、
ボリュームプライスになりますが、
京都では部材仕入れは各々業者での材工発注ですので、
部材単価も恐ろしく高額・・・
そこで、弊社も部材仕入れは出来ますので、
一部施主支給としてみたところ、
なんと工賃を2倍に跳ね上げてきました。
これでは結局予算縮小にもなりません・・・
こんな状況ですから、揉めに揉めていますが、私の受けた印象は元受工務店より職人のほうが強く、
本来は工務店はお施主のための工事をするべきものが、
職人のための工事をしているようになってしまっていて、
京都という融通性に欠如する土地柄をシミジミ感じています・・・
正直京都の慣習に馴染めそうもないですので撤退も考えてしまいますが、
とりあえず此処まで進捗してきていますので、ギリギリ迄は粘って摺りあわせしていきますが、
既にテンションバリ下がりしていますから、
これ以上の譲歩が必要になったら計画中止ですね。
購入済みの土地は3年間転売禁止ですから、
3年塩漬けにして売却後仕切り直しという選択も検討中!
現状においては、
まったくどうなるかは“五里霧中”・・・
トリムはバンブー調?
淡い色のトリムが配されていますが、
コンパクトカーですから高級感には至りませんけれど、
全体の雰囲気が優しい感じとなり、
女性の車としてはOKでしょう!
それに合わせてか、シートファブリックも淡い色使いとなっていますが、
雰囲気は良いのですが、
小さいお子さんがいる状態では食べこぼし等が怖いですねー
すぐに染みが出来て悲惨な事になりかねません・・・
汚れたら直ぐにファブリッククリーナー等で染み抜きを行なう必要があります!
女性の特徴として、
家のなかではそのようなこと小まめに行いますが、
事車となると雑になられる方多いですが、
こちらのオーナー様はどうなのでしょう?
お持込時ありえないくらいの汚れた状態でしたので、
此処に擦り傷が在るのは判りましたが、
既に傷入りだけではなく赤枠内は横にプレス(凹み)が入ってしまっています・・・
場所的にご自身がぶつけたと言うより、
他車により擦られたと言う感じですが、
汚れた車ほど他人は注意をしませんから、
この様な事は起き易くなってしまうでしょう。
リアバンパーにも既に3箇所の接触痕跡があり、
恐らく1回の接触で付いたものと思われますが、
既に傷ではなく塗装剥げてしまっています・・・
これはぶつけられたとも、ご自身でぶつけてしまったとも判断は付きませんが、
納車3ヶ月でこの状態ですし、
更にはフロント周りには既に飛び石痕も数箇所あります。
京都往復で高速道路上で女性の運転よく見かけますが、
多くの女性は運転マナーかなり酷い・・・
車間距離もとり過ぎていたり足りなかったりしますし、
追い越し車線では後続の状態をミラーで確認しないのか?
法規を知らないのか?
追い越し終了後もなかなか本線車線に戻ろうとしません・・・
またこの様なコンパクトカーや軽自動車で130km/h以上で走っていることも有りますが、
多分スピード感覚と言うか危険スピードになっている事自体が認識できていないと思われます・・・
この手の車で、
この速度域で急減速・回避行動必要になった場合、
間違いなく事故となるでしょう。
その際、
車輌強度上まず重症事故は免れないでしょう・・・
このお車にも、
追突・衝突緩和装置装備されていますが、
正直性能的にはドイツ車に装備されているものとは違い、
一般道では多少の効果は期待できても、
高速道路上においては殆ど役は果たさないですから、
これ等ハイテク装備に対しての過信は却って危険です・・・
実際このようなお車が増えたことで、
事故件数は減少しているそうですが、
逆に重大事故の件数はうなぎ上りだそうですので、
追突・衝突緩和装置への過信がこの状態を招いていると、
保険会社は分析しているそうです。
納車から3ヶ月のブランク、
案の定やばい事になっています・・・
傷に埋もれてしまっています。
お聞きすると、
水をかけただけでスポンジで洗車をしてしまっていたとか・・・
余程綺麗な状態でも、
この様な行為を行えばそれなりに傷は入りますが、
お持込時の汚れの状態はそのまま洗車機に入れるのですらはばかられるほどの状態でしたので、
恐らくオーナー様の洗車タイミングの感覚は、
そのような酷い汚れになってからと思われますから、
たった1回の洗車でもその洗車により中古車に大変身してしまったのでしょう。
恐らくは納車直後にお持込頂いていれば、
極端に意匠性に拘らなければもっと軽度の磨きで済んだでしょうが、
この状態ですのである程度傷を目立たなくするレベルでも、
“01スタンダード・ソフト磨きコース”が必要になってしまいます・・・
殆ど傷残りがないとなると、
02磨きコースが必要となりますが、
流石にこれでは完全予算オーバーとなられますので、
お勧めはいたしておりません。
とにかく傷傷傷・・・
前記しているように入庫まで時間経過させてしまったことや、
不適切な洗車をしてしまったことがこの様な状態にしてしまいましたが、
逆に洗車機で小まめに洗われていれば、
スクラッチ傷は多く入ってもダメージの深い傷は入りませんでしたから、
車輌管理の考え方の素人考えの間違いと言うか、
思い違いと言えます。
確実な手洗いが出来うる自信が無いのであれば、
手洗い洗車は正直しないほうが車の状態は保たれます!
洗車環境・使用道具・洗車段取り・洗車時天候&時刻・所要時間・使用水PHこれらがきちんと整っていなければ、
確実に洗車機での洗車の方がダメージは軽度で済みます。
貸家住まいの方の多くは、
洗車場での手洗い洗車をされていて、
「自分洗車が趣味なんで!」
とか、
「洗車には自身があるんですよ!」
見たいな事おっしゃる方結構いらっしゃいますが、
よくよくご自身の車ライティングや西日に透かして見てみてください、
多分傷や水染みの状態このお車と大差ないですよ・・・
恐らくは、
素人に限らず車業界人でさえ正しい洗車方法を理解している方はほんの一部でしょう・・・
高級車ディーラーでさえ営業マンが腕時計・指輪をはめたまま洗車していますし、
メカニックも同様です。
9割以上の傷は除去できましたが、
所々に深い線傷は残ってしまいます・・・
これ等の傷まで除去するためには、
03磨きコースを行なうか?
スポット磨きで傷を追うか?
となりますが、
どちらにしても金銭的負担は高額となってしまいます・・・
くどいようですが、基本的な洗車管理の方法さえ理解されていれば、
この様な事になってしまう事は避けられましたから、
残念です・・・
今後は、
基本的には洗車機で洗車はされるそうですので、
此処までの事は起きないでしょう!
幸いにも一番目立つボンネットの傷だけは、
完全除去ができました!
但し、
ルーフにはイオンデポジットクレーターができてしまっていましたが、
これは既に回復不能の物も在り、
痕跡は残ってしまっています・・・
恐らくは洗車された際に、
きちんと拭き上げをなされていなかったか、
露天で日中洗車され洗車自体に時間が掛かりすぎ、
洗車中に水染みを作ってしまったのでしょう・・・
一度このように水道水で水染みを作ってしまうと、
雨で濡れて乾くと言う行為を繰り返す事で、
簡単に水染みからイオンデポジットクレーターに進行していってしまいます。
特に、
ホンダ車はクリアが柔らかいために、
塗装がダメージを受け始めると一気に進行加速してしまいます・・・
HONDA ホンダ フリード G・Honda SENSING(GB6)
コーティング終了
今までコーティングと言うものとはまったく無縁のカーライフを送られていたそうですので、
今回初めて施工をなさるそうですが、
今後使用なされてのご感想には大変興味があります。
問題はどの程度の頻度・汚れ状態で洗車機に入れられるか?
の判断が、
的確になされるかが、
コーティングの耐久性や傷などの意匠性の鍵を握ります。
あまり高頻度に洗いすぎれば、
スクラッチ傷を入れやすくなりますし、
コーティング自体の耐久性能を落としてしまいますし、
かといってあまりに期間を空け過ぎれば、
自車の汚れを洗車時引き摺り深い傷が入ったり、
付着物でクリアを酸化させてしまったりと言うリスクも出てきますので、
洗車の適時の判断は意外と難しいです・・・
これに関しましては、
マニュアル化したり口頭で具体的にお教えする事はなかなか困難です。
今回お選びいただきましたコーティングは、
久々の“マーベラスフィニッシュ・チタンコンビネーション×光触媒ボディコーティング”です!
10年程前には一時コーティング業界でもブームが訪れ、
大手フランチャイズでもラインナップされたりと言う時期がありましたが、
今ではさっぱり鳴りを潜め施工されている所は殆ど存在していないでしょう・・・
これは、
まずは車にコーティングするための適した光触媒が非常に高価であったり、
その流通経路自体が非常にタイトな為、
建築用光触媒を代用品としたりすることで、
主に意匠性上のトラブルが頻発したようです・・・
それと、
光触媒自体が有機物を酸化還元する根本的機能を理解していないことで、
間違った施工を行い塗装を守るはずのコーティングが、
逆に塗装を傷める結果を引き起こしていたそうです。
弊社が使用する光触媒溶液は、佐賀県窯業研究所と佐賀県のメーカーが共同開発したものをベースに、
弊社が特注品として車専用に開発して頂いたものですので、
今回のようにベースコートをガラスコーティングとした場合や、ベースコートから光触媒を使用した場合でも、
塗装に悪影響を及ぼすような事はありません!
施工や商品知識に関しましても、
佐賀県メーカーの1次取り扱い商社としての学科・施工試験に合格しておりますので、
ご説明や施工に関しましても間違いのない確実な事が可能です。
この度は弊社をお選びいただきまして、ありがとうございました。
今後は、お持込頂いた時の様に極端な汚れになるまでの放置はされずに、適時ある程度こまめな洗車を、心がけるようにしてください。
ご案内いたしましたように、雑な手洗い洗車は避け、有人管理なされている洗車機をお選びいただき、拭き上げもブロアーを2度掛けしてくれるような親切なGSを選ばれて洗車をすれば、殆ど拭き上げも必要なくなりますので、拭き上げによる傷入れのリスクも避けることが可能になります。
お住まいの地区は、冬季降雪量も多いですので、長期間エンカル散布のリスクもありますが、このような場合もエンカルの巻上げでべたべたの状態になる以前には洗車を行うことを心がけてください。
人懐っこい可愛い娘さんと、働き者の旦那さんとお3方での楽しいカーライフがお送り出来る事を願っております。
車輌クラス | L |
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コーティング | |
磨き | |
施工料金 | 150,580円税込み(代車使用なし割引―5%・濃色車割り増しランク2磨き+15% 適応) |