ご新規の横浜からのお客様です!
コロナ禍以前から、
グーグルの優先検索が地域優先になってからは、
それ以前全施工数の2/3を占めていた関東中京のご新規は減り続け、
コロナ禍に入ってからは、
10%にも満たない状況になり、
コロナ禍が終息したと思われる現在に至っても状況はあまり変わりません・・・
ですが、
不幸中の幸いとでもいうのでしょうか?
今年に入り怪我や体調不良で実稼働率は以前の1/2くらいしか施工できていませんが、
それだけ仕事量減っても体力的には限界を超えていますから、
現在の予約状況が現状キャパ一杯と言ったところです・・・
その大きな原因となっているのは2年半前から再開した怪獣飼育ですが、
それ以前は大型犬舎での放し飼いでしたので、散歩も必要なく手間はかかりませんでしたが、今回は完全室内飼いですので、
散歩・掃除・お風呂と1日の1/3~1/4位の時間と体力を消費してしまっていますから、
以前のように仕事オンリーでは生活できなくなっています。
こうなってみて初めて気づいた事は、
お母さん方の苦労です。
家事全般・子育て・旦那さんや場合によっては老夫婦の介護・PTA等、
休む間もなく、
更には仕事までされているとなると、
その苦労や疲労は凄いでしょうね・・・
専業主婦ならまだしも、
共働きであるなら家での労働負担は50:50は当然ですね!
とは言え私の同年代を見るといまだ男尊女卑が当たり前で、
子どもの事から家事すべては奥さん任せで、
洗濯機や炊飯器の使い方すらわからず、言うに事欠いて、
「食わしてもらって住まわせてもらっているのだから当たり前だし、
感謝して当然!」
位の事平気で言いますが、こういう方サラリーマンには少なく、
大抵はブルーカラーの職種の経営者の方多いですね。
特に2世3世が目立ちます。
知り合いには家事分担で毎朝出勤前の早朝に家全て掃除機掛けている方もいらっしゃいますが、
上記の方から言わせれば、
「稼ぎのレベルが違うから!」
と言うのですが、
人生・生活・価値観全てが金でしか無いようです・・・
こういう方に限ってよく言うのが、
「墓迄金は持って行けないから、生きているうちにやりたいことやる!」
大企業でもないのに、
社員や周囲の見えるところに数千万の車を置き、
3年おきぐらいに買い替え、
奥さんや社員を道具の様に消耗し、
それに微塵の感謝も感じず、
罪の意識すら持てないのですから、
どれだけ自分本位なのか・・・
間違いなく来世は❝餓鬼地獄❞決定ですね!
ソブリンゆえの、
リアシートのテーブルです!
が、
余り実用性は無い様な・・・
小さすぎて、
PC置くのも、書類書くのも、
食事するにも中途半端ですし、
角度調整が効かないのは手落ちですねー
どうせなら収納や前後左右へのスペース調整や角度等全部電動にすれば正にVIPと言う感じ!
普通のソブリンでも、
後席はかなり広いですが、
このお車は更にLと言うロングと言うかリムジン仕様ですので、
完全に足伸ばしても座れます!
贅沢言えば、
足載せマッサージ機能付きなら最高ですね。
多分、
完全オーダーのロールスロイスならオーダー可能かも?
但しオーナー様独身ですから、
この広々した後部座席いる?
弊社お客様に通勤で自信が運転してマイバッハリムジンと言う方もいらっしゃいますから、
日常使わなくともご自身には何か理由があるのかも?
時代を感じさせるコントロールスイッチです。
が、
この時代のイタ車に見られるようなスイッチ類のべたつきは、
有りませんので、
英国車らしくキチンとしたクオリティーで作られています!
この350型の前の、
308型までのソブリンはセンターコントロールは中央座席固定で後部2名でしたが、
350型から可倒式となり3人乗車できる様になっていますが、
2名乗車の方が高級車ぽさありましたねー
最近はダイヤモンドステッチとかパイピングとかも多くの車で見かけられるようになり、色も色々な選択が出来るようになり、
品の良い高級感のあるものから、
悪趣味の極みみたいなものまで色々ですが、
高級車の様に、
組み合わせが選べれば良いですが、
初めから設定されてしまっているものも多くありますから、
人によってはですが、
いい迷惑的な押し付け内装もありますよねー
多分302・308・350型時代のジャガーのレザーが、
一番質感的にもデザイン的にも良いと思います!
これ以前ですとコノリーレザーで丈夫ではありますが、
質感が硬すぎ、
これ以降ですと肌触りは良くても耐久性は格段に低下していて、
今この時代のレザーを望むとオプション数十万必用ですからねー
非常にシックで英国車らしいパイピングとの組み合わせで、
いかにも保守的な英国紳士が好む伝統的スタイルです!
が、
今の新車ではあまり好まれないらしいですが・・・
この350型で既存路線は残したまま、崖っぷち
殆んど倒産の崖っぷちにあった会社の立て直しを図ろうと、
莫大な開発資金を投入して、
革新的技術を投入しましたが、
結果としては大失敗で、
この350型を境として、
殆どのジャガーオーナーはベンツやBMWやレクサスなどに鞍替えされてしまいました・・・
が、
結果としては失敗したことでタタグループに買収されジャガーの既存概念から脱出せざろうえなくなり、
まったく新たなジャガースタイルに変貌することで、
往年の栄華までの回復は未だ出来てはいませんが、
イメージの呪縛から抜け出せたようです!
けれど、
結果ベンツ・BMW・アウディのガチ土俵入りですが、
どう見ても勝ち目はないですから、
弄れこれらのグループ傘下に入るのは時間の問題でしょうねー
この350型の当時としての革新的な技術は、
まずはオールアルミボディにより大型化しながらも数百キロの減量が出来、
伝統の猫足100%の再現は出来ないながらもエアーサスペンションの採用等、
当時の1.000万クラスの車としては驚きの装備です!
エンジンも大幅にチューニングされ、
このお車で430PS位を出していますから、
パワー的にもAMGに近付きました。
但し、
308型までのオーナーからの批評の中で多かった、
ゴルフバックが2つしか積めない、
天井高が低く頭が使えたり圧迫感がある等に対処するため、
ボディが大型化グラマラスになってしまい、
所謂ジャガーのイメージであるシェイプされたスマートさは失われてしまいました・・・
この時は利便性居住性向上と取るか?
伝統的デザインを取るか?
当時の生粋のジャガーデザイナーや経営陣には苦痛の選択だったでしょう・・・
これ私の無責任な考えですが、
この時ジャガーはベンツやBMWとの土俵を離れ、
ベントレーやロールスロイスやアストンマーティンの土俵に上がるべきではなかったのか?
と思います。
それは過去にDS420等ショーファードリムジンも手掛け王室ご用達にもなった経歴もある上に、
世界的にも類を見ないシルキーエンジンのV12V8直6も持っていましたから、十分に超VIPの世界に入れたのでは?
と思います。
ただ保守的な英国ですから、
100年の車社会の伝統として、
ロールスロイスは運転手付き、
ベントレーはドライバーズカー、
アストンマーティンは走るを楽しむGTカーと言う、
棲み分け階層が出来上がっているとこに、
すべてに食い込んでくる可能性が高いジャガーは受けれ難かったのかもしれませんね?
しかし今ではベントレーもロールスロイスもVWとBMWに買収され、
部品すら共用されている状態ですから、
掟破りでもよかったような気がします。
多分もう純粋さを残した英国自動車メーカーは、
マクラーレン・モーガン・ジネッタ・トライアンフくらいしか残っていないでしょうが、
実際の経営権は英国にあるのか?
も甚だ疑問です・・・
大幅に本題から逸れましたが、
308型までのジャガーのモールはメッキは使われずオールステンレスでしたので、
この様なアルマイト腐食とは無縁でした!
が、
コスタダウンの為でしょうが、
モール全てがドイツ車の様にアルマイトメッキになってしまいましたから、
当然このようにアルミから発する白腐食の餌食となってしまいます・・・
まだこのお車は20年近く経過していても前オーナーが真のVIPだったと思われ、
当然完全車庫保管の上かなり手も入れられていて、
走行距離も30.000㎞程度でしたので、
回復不能状態には至っておりませんでしたが、
とは言えかなり深い深度迄錆は進行していますので、
結果としてはメタルクリーンの❝ヘビーポリッシュ❞となりました・・・
尤も交換となると25~35万くらいは掛るでしょうし、
純正同等パーツが50年以上経っても供給可能だった英国パーツ業界も様変わりしてきていますから、
下手するとあっても粗悪品のアフターパーツになってしまうかもしれません。
又余談ですが、
ロールスロイスやベントレーは、
会社創設時のモデルのパーツさえ純正で全て購入可能でしたが、
多分買収後ドイツの合理主義の中、
デッドストック以外はもう供給されないのでしょうねー
今回#800位からのペーパーからスタートし、
機械研磨と手磨き仕上げを含め3段階磨き込んだ結果、
経年で入れてしまった深い傷以外のアルマイト錆は完全除去出来ました!
いま需要の高さに吊られてでしょうが、
多くの施工店さんもアルマイトメッキのハードポリッシュに参入してきていますけれど、
HPの施行案内や画像を見る限りでは、
僅か数μしかないアルマイトメッキであることは考慮されずに、
ガンガンとペーパー掛けているようですが、
運よくメッキが残っても寿命は殆どありませんし、
もしかすると、
アルマイトメッキ剥がしてしまい、
簡易的クロムメッキにされてしまっているかも?
この作業、
きちんとした知識に基づきキチンとした作業を行うとすると、
消耗資材費と時間レパレートからして、
弊社施工価格が下限価格だと思いますので、
極端に安い施行価格での施工はパーツがお大事でしたら避けられた方が賢明です。
弊社ではと言うか私は嫌いな作業の為、
出来るだけ他店様にご依頼ください!
キーパープロが、
最上級コースとして、
丸ごとコーティングなるサービスを始めたからでしょうか?
オーナー様見積時に、
「それはウインドウも入っているのですか?」
とお聞きでしたが、
弊社システムは全てオプション扱いになる事をお伝えしました結果、
予算オーバーになるにも拘らず、
❝スプラッシュビュー・ウインドウフッ素コーティング❞の、
全ウインドウ施工のご依頼を頂きました!
前記しましたように前オーナーの管理が良く、
且つ現オーナー様も購入されて1年完全密閉車庫ではないものの、
雨の吹込みは無い車庫だそうですので、
経年からすると水染み付着は軽度でした!
これからの管理次第ですが、
日常使用は一切されず年数回の使用との事ですので、
恐らくはこれ以降ウインドウの再施工は必要ないでしょう。
弊社スプラッシュビュー・ウインドウフッ素コーティングは、
100%フッ素のみで製膜していますから、
摩擦消耗はしても経年劣化はフッ素はしませんので、
他店さんのウインドウコーティングとは別物です!
とは言えもうじきSOLD OUTです・・・
磨き前ボンネット膜厚
流石にいくら低走行で管理が良くても、
14年経過していますから、それなりに、
傷のダメージは受けてしまっていますが、
ボディ色と車庫保管のおかげで、
イオンデポジット(水染み)は、
殆ど出来ていません!
傷は今回のご依頼の様に、
❝03スタンダード磨きコース❞をご選択いただければ、
爪に抵抗感を感じるレベル以外は殆ど除去可能ですので、
通常の使用過程車クオリティーであれば既存傷は1/1000くらいまで減少させることは可能です!
この残ったレベルの傷(物理的に取れない傷は別として)は、
専用照明や西日などで傷を探し舐めるように探していなない限りは見えません。
ただ中には、
GS等で夜間水銀灯に照らされている状態で傷を探す方もいらっしゃいますが、
こうなるともうほとんど病気レベルですから、
車には乗らないか、
業者などには依頼せず、
とことんご自身が納得できるレベルまでご自身で施行し極められた方が良いと思います!
幾ら専門店・PROと言っても、
一定の施工時間と設定されている照明環境での作業ですから、
無限に時間をかけて観察を繰り返したり、
あらゆる波長の光をあらゆる角度から当てての確認は出来ませんから、
発見に至らないと言う事も起きてしまいます・・・
特に工場内に自然光が差し込むような作りですと、
その日の天気や日の差し込む角度等により屋内照明の能力変化をしてしまいますし、
一時施工店一部ではやった完全暗室状態での磨きも、
実は逆にある特定の傷が見えなくなってしまうなどもあり、
善意的解釈からすれば磨きのPROを自負されている方々は、
自身のプライドとの戦いで出来る限りの努力はしているはずですので、
そこはご理解ください!
自身では出来ないけれど完璧は譲れないという病的拘りの方は、
お受けするかは置いておいたとして、
少なくとも施工期間未定で、
作業にかかった時間×レパレート+工場内スペース占拠費用等を含めて金額未定状態でない限りは、
どの施工店も趣味やボランティアで施行している訳ではありませんので、
明らかに赤字になりうるとかクレームが度重なる可能性が高いとなると、
御入庫されること自体をお断りせざろうえなくなります・・・
実際弊社協力板金塗装店やPPFメーカーやコーティングメーカー等でも、
明らかな施工不良や製品不良でないと検証されるクレームがあられたお客様の、
作業お断りや材料使用を止めるように等の警告も出ていたりと言う事が弊社でも出てきていますし、
お付き合いのある施工店さんたちからも同様な話を聞く機会が度々あります。
最高を望まれる気持ちは判りますが、
社会的一般常識から明らかに逸脱したクオリティー願望は逆に敬遠対象になってしまいますので、
要求程度を再度考え直してみていただいた方が良いかと思います。
弊社でも10年以上お付き合いのあられたお客様で、
要求レベルと作業対価等のトラブルから、
弊社のみならず一流店と言われているところはほぼ全て施工拒否になってしまわれ、
ディーラーすら出入り禁止となり、
車検も修理も購入すら出来なくなった方いらっしゃいますから・・・
側面の傷の入り方を見ると、
恐らくは大半の洗車は洗車機だったと思われます。
あくまで予想ですが、
前オーナー様は運転手付きで使用されていて、出先でオーナー様が打ち合わせなどをされてる時間に、
運転手さんがGS等で洗車機に入れていたと想われますし、
多分待機中などに毛叩き等で乾燥状態で拭き上げもしていたでしょう。
と言うのも、
私の東京時代勤務先の会長の運転手をしていたころ、
会長がいつ戻ってくるか判らないですから、
のんびり手洗などしている(依頼)暇は有りませんし、
ゴルフなどで地方の田舎も多かったので、
汚れたままですと怒られますから、
さっと洗車機でいつも済ませていましたからねー
都内ですと高級車専門の様なGSもありましたからよかったですが、地
方に行くと当時の会長専用車はロールスロイスシルバーシャドウでしたから、
「こんな大きな車は洗車機には入りません・・・」
とか、
「破損したり傷が入った時困りますからお断りさせてください・・・」
等ビビられて、
説得したり可能なところを探したり等、
管理するにも苦労ありました・・・
この様な地位の方我儘な方が多いですから、
ゴルフで地方に行った時などよく、
「○○時までに○○ホテルまでに必ず着くように!」
と言われるから、渋滞等を考慮して飛ばしていくと、
「乗り心地が悪くなるからもっと静かに走れ・・・」
とか、どちらを優先するの?
みたいなこと日常でしたが、
どちら優先?
なんて聞けばまた怒鳴られますから・・・
今なら100%パワーハラスメントですねー
よく同業者の方から、
「ジャガーの塗装は磨きにくいし、特にボンネットは磨くの嫌だね・・・」
とか言われますが、
これは恐らく308型以前の油性クリアを使っている時代の塗装の話で、
輸入車にしては塗装硬度も高くないですから、
ボンネットのアール形状の凹凸等でコンパウンドが絡み易かったり、
側面なども曲面が強いためオーロラが残り易かったりで言われていたのだと思います。
ただ350型からはクリアも水性になり塗装硬度も大分ドイツ車に近付いたと思われますので、
大分磨きやすくなったと思います!
使用する資材・機材・磨き方にもよるでしょうが・・・
03スタンダード磨きコースの目標である既存傷1/1000どころか、
1/10000位達成できているかも?
洗車機で入るスクラッチ傷や軽い線傷は、
見た目には結構目立ちますが、
傷自体は浅いですから簡単時除去出来ますから、
磨いていての達成感高いですねー
ここで、
膜厚計壊れてしまいました・・・
確か昨年修理したばかりなのに。
見た目左程高く見えないですが、
20万くらいはしたような?
精密機器なので壊れやすいのはしょうがないですが、
修理代もばかなならないので、
痛手です・・・
保証期間内でタダにならないかなー
03スタンダード磨きコースですのでクリア柚子は完全に無くなっていますが、
殆んどの方はクリア柚子が嫌いと言われますけれど、
過去に一人だけ弊社の施行では無いですがクリア柚子が無くなっていることに激怒して、
最後は千葉の施工店さんを警察沙汰に迄した方がいらっしゃり、
弊社で施行は一切していないのにもかかわらず、
同じ雑誌に掲載されていたと言う事で巻き込まれたことがありました・・・
こういう事も意匠性を作る仕事をしていますと是非判断は個人感覚の問題ですし、病的拘りの方もいますからいつでも起きるリスクはあります。
弊社では出来るだけ施工以前に現車確認をさせていただき、
オーナー様の意匠性の好みやどの様にリセットされたいのか等もお伺いし、
傷残りの度合いや研磨膜厚等を磨きコースによりご説明はするようにしていますが、
流石にクリア柚子がどの程度変わるのかまでは、
説明が難しすぎてしていません・・・
が、
この20年位での生産された新車の殆どは粉体クリアや3ウエット塗装方式ですから、
そもそもクリア柚子を除去しても柚子肌感は大きく違い出ません。
尤も過去のお客様で、
クリア柚子を取ってほしい!
と言う方が殆どで、
クリア柚子を残してほしいと言われた方は皆無ですが。
こういう事もありますから、
この仕事お客様の性質等を判断して施工受けしないと、
来るもの拒まずはかなり危険です・・・
JAGUAR ジャガー XJ4.2ソブリンL(J82TB)
磨き&コーティング&オプション施工終了
そもそも昔から疑問なのですが、
何故にジャガーはメルセデスベンツに比べ中古車市場価格が安いのか?
問題点は、
- 壊れやすく修理工賃がベンツより掛かる
- ベンツ程の耐久性は無い
- トランク・車内が狭い
等確かに問題はありますが、
新車の販売台数的には1/100位少ないですから希少性が付いても良いような気がしますし、
見た目も品は格段に上ですし、
動力性能的にもそれほど差はないですが、
何故か人気がない・・・
私現在308をまだ所有していて、
過去V12コンバーチブルも所有していたから思うわけではなく、
上記した問題以上にジャガーに魅かれるところは、
内装のウッドとレザーの品質・質感は遥かに上ですし、
ミッションの変速ショックも低いですし、
何よりも猫足というロールスロイス並みの乗り心地の快適さと、
負荷がかかった時のサスペンションの踏ん張りの強さなど、
ベンツでは味わえない英国車ならではの良い所てんこ盛りですので、
理解されないのが?
以前は私の知人たちにも何人かジャガーオーナーいましたが、
今では私を含め2名だけになってしまいました・・・
英国車オーナーも相当数いましたが、
それもイタ車やドイツ車に乗り換えられる方多く半分にも満たなくなっていますかねー
価格が同等位のレンジローバーとゲレンデバーゲンでも、
個体数1:10位でしょうから、
今でも英国車として輝いているのはアストンマーティンくらいでしょうが、
それでもスーパーGTカテゴリーとしてみた場合、
フェラーリの2+2の方が販売台数は多いでしょう・・・
スーパーカーのマクラーレンも販売台数は伸びないは、
中古車市場の値落ちの速さはアウディのR8並みと言いますから、
車の良し悪しよりも英国製と言う事が市場うけ阻むのでしょうかね?
今回施行前のお打合せでは、
オーナー様は、
「施工後WAXでDIYにて管理をしたい!」
とのお話しでしたが、まずはWAXを何を使われるのか?
が決まっていないですし、
選択したWAXにより起こり得るデメリットorメリットについては、
何も御存じありませんでした・・・
通常キチンとしたWAX管理を望まれるのであれば、
ザイモールかスイスWAX等のカルナバ蠟となります!
シュワルスタータイプはカルナバ蝋100%配合とありますが、
これ成分が100%カルナバ蠟と言う事ではなく、
全体の1%程度配合されているカルナバ蝋が純度100%と言う意味で、
殆ど油脂ポリマー系WAXと変わりません・・・
油脂ポリマー系WAXとなると、
艶は出ますが、
効果は持ちませんし、
水染みや付着物の固着出来易くなりますし、
静電気も帯電しやすくなるなど、
今となってはデメリット管理としかなりません。
となると、
当然選択肢はカルナバ蠟WAXとなりますが、
多くのオーナー様は油脂系WAXと同じ感覚で数か月ごとに塗り足ししていけばいいと思われていますが、
実際にはこれでは古い角質の上に塗り足しをしていきますから、
続ければ続けるだけ塗装はくすんでいきます・・・
そうならないためカルナバ蠟WAXでは、
再塗り込み毎に古いカルナバ蠟被膜をクレンズと言う除去剤で除去する必要がありますが、
これが恐ろしく大仕事で数時間は掛ります。
私も以前はマセラティとジャガーではカルナバ蠟使っていましたが、
この管理が大変過ぎて止めました・・・
弊社のお客様の中でも何人かカルナバ蠟使われていた方いらっしゃいましたが、
現状では皆さんやられていません。
仮にカルナバ蝋管理が可能な環境と根気と暇があられたとしても、
もう一つデメリットがあります。
上記したクレンズ作業では、
カルナバ蠟が完全硬化した時の表面硬度はコンクリート表面硬度以上に堅いですので、
それをクレンズで削り落としていくのですが、
ものすごい摩擦が発生しますから、
除去中のスポンジにザイモールのカスや作業中にボディに付着した埃等を巻き込んだりして、
傷を入れて行ってしまいます・・・
但し、細かなスクラッチ傷はカルナバ蠟に傷埋めと言うか表面反射力が強いために、
消えたようになりますが、
現実には繰り返すことで傷はどんどん増えて行ってしまいます。
そこで今回オーナー様にご提案したのは、
弊社システムでは、
磨きのみの施行の場合公示されている磨き価格の1.5倍の割り増しになってしまいますので、
その差額分でカルナバ蝋WAX施工時の、
傷入れを防ぐためにベースコートとしてガラスコーティングをされたらどうか?
という提案に、
オーナー様は同意下さり、
❝マーベラスフィニッシュ・スノーガード ガラスコーティング❞を施工することとなりました!
但しWAXのベースに施工できるガラスコーティングは、
撥水や疎水・滑水はWAXが弾かれて斑になりますので、
親水性のみ施工可能ですが、
これも2膜性の様なコーティングではダメですので、
1膜性親水コーティング限定となります。
これでクレンズ作業を行ってもかなり傷入れは防げるようになります!
この度は遠方よりわざわざ起こし下さり、ありがとうございました。
以前からおかしかったというキーシリンダーですが、弊社入庫中も何回かキーが抜けなくなるなどして、お帰りの際にも抜けなくなっておりましたが、ご自宅に帰って抜けたのでしょうか?抜けなかったとすると大事ですね。
確かに私の308型も新車当時シリンダー内の接触不良で電装の誤作動などありましたが、接触改善してもらってからはもう20年位何事も起きておりませんので、余りジャガーだから壊れまくるのでは?と言う心配はないと思います。
個体差はあるでしょうが。
それとカルナバ蠟WAXのDIY施工も、現車の出来上がりをご覧になって十分な艶がガラスコーティングで出ていることで、敢えてカルナバ蠟WAXはやらないと仰っておいででしたが、多分その方が賢明だと思います。
基本的には作業は雨風完全に防げる車庫で行う事ですので。
折角リフレッシュしましたから、現在あるホイルの傷を治してあげれば完璧ですね。
出来る限り長く乗って頂けると嬉しい限りです。
会員クラス | ご新規非会員 |
---|---|
車輌クラス | クラスX-1 |
コーティング | |
磨き | |
オプション | |
施工料金 | 365.644円税込み(淡色車値引き磨き-5%・輸入車割り増し磨き+10%・アルミ素材割り増し磨き+10% 適応) |