ガラスコーティングを「守る」という発想

ガラスコーティングは、施工後、完全成膜するまでに通常１ヶ月程度かかりますが、この初期段階が、最も水染みや傷がつきやすい期間といえます。

この不安定な期間、ガラスコーティングを守るための保護コーティングが「レジントップコート・コクーン」です。

「レジントップコート・コクーン」はシロキサン結合のシリコンではなく、エーテル結合の変成ポリマーシリコンとすることで、レジン効果を狙った商品です。レジン効果により、コーティング成膜初期に起こりやすい水染み付着や傷がつくことを防ぐことができますので、より高い仕上がりレベルを望まれる方や、露天駐車や日常使いの車輛には特に施工をお勧めいたします。

ただし、ベースコートが完全成膜するまでの保護が主目的ですので、長期にわたる耐久性はありません。紫外線劣化や摩擦などで約1～2カ月で自然剥離します。

変成ポリマーシリコンですので、艶感はWAXのような柔らかなテカリを伴った艶となります。このトップコートが自然剥離すると、ベースコーティング本来の艶が出てきますので、時間の経過と共に2種類の艶感を楽しむことができます。